早場米 実りて天は 青く澄み
上総川間に 秋風の候
先週の土日は仕事で潰れ、週中は毎日残業。
やっとこ休みになったけど、明日は選挙で動くなら今日しかないって事で。
夏の名残りを探したくて、カメラ片手にアクアライン。
小湊鉄道の風景に癒しを求めに出かけたんだが、
すっかり沿線は秋の装いに彩られていましたとさ。
天候不順だと言われながらも、今年も稲は実り黄金の色を纏う。
なだらかな房総の丘陵に囲まれた、黄金色の大海原を行く。
いつもと変わらぬ色の気動車が、汽笛一声上総川間の駅を出ると、
ミンミンゼミの鳴き声だけが残りました。
小湊沿線は、8月の終わりに稲刈りを済ましてはざ架けまでやってしまうんですね。
普通なら9月の終盤かな、って感じですが。
それにしても、こんなに引きで捉えているのに小湊の気動車と言うのは存在感があります。
まさに朱色とベージュの「国鉄色」マジック。
また新しい小湊鉄道の魅力に気付いた感じもします。
午後の西日を浴びて、大久保の大築堤を走る。
さよなら夏の日。