青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

バブルの残り香

2011年08月27日 23時17分19秒 | 日常

(夏の飛騨川を行く@高山本線 渚~久々野間)

家族サービスの間を縫って15分間の撮り鉄は、列車の接近時間を読んでぬかりなく。
カッと照り付ける真夏の昼間のトップライトの下、燃え盛る緑の飛騨川を行く。

先週一週間のんびりさせてもらった罰と言う訳ではないだろうが、休み明けからいきなり毎日23時帰りでそれだけでは飽き足らずに今日も出勤。さすがに意識が朦朧として来た。その理由の大半は「職場の片付け」と言う不毛な作業。ウチの職場には昭和の時代から長い事何にも手を付けていないトップシークレットの「開かずの間」が存在するのだが、そのパンドラの箱に遂に手を入れようと言う訳だ。今までもドアを開けた人間は何人もいたんだろうけど、たぶんみんな「なかった事」にしてそっとドアを閉めていたのだろうね。誰かが手を付けていればこうはならなかったろうに、と溜息しか出ない惨状に、つくづく「先送りっていけない事なんだね」と思う訳ですが…どっかの退陣を決め込んだ首相に見せてやりたいですわ(笑)。

ゴミと書類の山をかき分けかき分けガラクタだの黄ばんだ書類だのをせっせと持ち出し処分する作業は、頭脳労働ではないので精神的には楽なのだが肉体的にはきつい。ガラクタをどけるとゴキさんの登場は二回三回では効かず、キャアキャア逃げ惑う女子行員を尻目に勇敢に叩き潰して奥へ奥へと進んだら、ゴミの山の中から「JAZZ INN」の空き缶が出て来た(笑)。
20年ぶりくらいに見たけど、空き缶からなんかバブルの残り香がした(笑)。
「ジャズインちょうだい」ってか@夏木マリ。

缶を持って下に降りてって、上司に「なんかバブルの残り香がしませんか」って聞いたら、
「俺的にバブルの残り香と言えば『ワイルドブルーヨコハマ』だな」だって。
神奈川県民大笑い。
コメント
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