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(冬枯れの関の沢@尾盛~閑蔵間)
冬だし色のない季節ですが、いつ見ても関の沢の景色は雄大ですね。チンダル現象でエメラルドに見える接阻峡の水もきれい。ここまで引っ張ると列車の姿もないに等しいんだけどね。この展望台に来るまでの道も凍ってたりして非常に寒い場所ですが、いっそのこと雪景色の関の沢ってのも素晴らしいものがありそうで見てみたいもんだ。
さて、寸又峡温泉に泊まった夜の話。温泉に入って食事も終えて、さてテレビでも見るかってんでゴロリと敷かれた布団に横になったのだが、チャンネル回して土スペでも見ようと思ったらそういや静岡県はTXがネットされていない事に今更ながら気付いた(笑)。なまじっかBSが入る宿でBSジャパンとかは見れるのが余計にタチが悪い。一週間前の何でも鑑定団とか別に見たくないっすよ…ちなみに地デジ化されたら東伊豆ではTXが見れなくなったそうですね。アナログ時代は神奈川とか大島の電波を拾えていたらしいが。東伊豆ってのは文化圏としてはほぼ関東なので今更静岡のくくりに入れられても困ると思うのだがいかに。静岡ってのは富士川の向こうとこっちで電気の周波数が変わる事を考えても東西の文化の分かれ目ではあるのだが、それだけ何かとエアポケットになりやすい。以前夜な夜な深夜のR1ドライブとかこなしてた頃は、東京から西に走って行ってトーチュウじゃなくて中日スポーツが目立ち始めるのが掛川辺りのコンビニなんだよね。「90円って安いけどペラペラなスポーツ新聞だなあ」とか「公営ギャンブル欄ばっかだなあ」とか思ってましたけど。んで、豊橋の二川でサークルKが現れると「ああ、中京文化圏に入ったんだな」と思ったものです。今でこそマルKは関東進出して珍しくもないけど、当時は「あさりしぐれ煮おにぎり」とか珍しかったっすよ。そんな東西のエアポケット然とした静岡にはどんな文化があるのかって考えると、それは「スマル亭」の煮干しダシたっぷりの濃厚つゆに桜エビのかき揚げが乗った天そばだったり、「テンジンヤ」の何だかボリューミーな弁当や総菜だったりする訳ですが。特にスマル亭のかき揚げ天そばは無性に食いたくなる時があるな。カリカリのかき揚げがかっぱえびせんみたいな味がしてうまいんですよ(笑)。東京の茅場町に一店舗だけ出店してるのは知ってたんだけど、東京ではあの味は通用しなかったらしく撤退したようだがw
ともあれ、TXのない夜は長かった。
ってどんだけ自分TX依存やねん。