(お立ち台@京急横浜駅)
先々週に引き続き仕事で横浜へ。京急線の横浜駅ホームには上の画像のようにお立ち台があって、常時駅員の方によるホーム監視が行われております。到着する列車の接近案内と安全確認、ホーム放送、列車が到着しての乗降、乗降促進放送、最後に「○ ト」のランプが両方点灯して列車の発車。一連の流れはこの司令塔から誘導されて行きます。朝夕のラッシュ時は殺人的な混雑になる横浜駅のホーム、今でこそ二面二線になってますが改良前は島式ホーム一面でやってたんだから信じられないよね。ちなみに京急と言えば「ダァシエリエス」みたなホーム放送やってると思ってる人多いけど、実際はそんなに言ってる人いなくないっすか?(笑)。主流は「ふつーしゃ川崎行きです ドア しめまーす」みたいな感じだと思うんだけど…「ドア」と「しめまーす」の間に一呼吸入るのが京急風味。
今日の用事は横浜のお隣の高島町だったのだが、東横線がなくなって行き辛くなったよな高島町。まあ高島町の辺りにあんまり用ある人もいないけどさ。と言う事で市営地下鉄で行っても良かったんだけどメンドくせえからクソ暑い中を横浜駅の東口から高島町まで歩いたさ。噴き出る汗をぬぐう暇もなく用事を済ませ、遅い昼メシを食いに「バーグ戸部店」へ。本店は杉田にあるらしいのだが、自分は戸部のバーグしか知らんからあんまり大きい事は言えないが、知ってる人は知ってる横浜のカレーの名店。
ここの名物はカレー、それも豚バラ肉の炒め物が豪快に乗った「スタミナ」と呼ばれるメニュー。スタミナにはさらに卵がトッピングされますが、「生」と「焼き」が選べて生は文字通り生卵、焼きだと固焼きにした目玉焼き。8:2くらいで生を選ぶ人が多いような気がしますが、私は今回は焼きで食いました。相変わらず頼んだら秒殺で供されるスタミナカレー、何だか果物のような若干甘酸っぱいカレールウはやたらとドロドロしてて左官屋さんなら壁に塗れてしまう粘度。デフォでそこそこ盛りの良いご飯と、生姜焼きともバーベキュー味とも取れる甘辛味の豚バラ肉を粘度の高いカレーを接着剤にして食うと、口の中で豚バラの脂にウマウマ、粘っこいカレーにウマウマ、焼き卵のカラッとした味を混ぜてマイルドに食うも良し、卓上の福神漬を混ぜて食べるも良し。いずれにしろ、「豚肉の脂身と濃厚カレーに溺れるだらしないアタシって(笑)」みたいな堕ちていく快感と申しましょうか、週刊実話見出し的には「孤高の女教師プライベートの酒池肉林」みたいな背徳感と申しましょうか、いずれにしろ体に悪いと分かっちゃいるけどやめらんないと思わず顔がほころぶような味なんでありますな。
昨日今日と神奈川県の美味いもんブログみたいになってますが、「バーグ戸部店」は京浜急行戸部駅か横浜市営地下鉄高島町駅からどちらも5分くらいのもんでしょうか。
まー食ってみたら。