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(昭和九十二年の夏@家山発車)
ジェームス、トーマスと夏休みらしい子供の喜ぶキャラものSLが行った後は、C11190で牽引されるいつものSL急行「かわね路号」。ジェームス&トーマス組が客車7両で蒸電運転となる中で、この列車は補機なしで客車4両を単引きで運転します。ノンストップの前2列車と違い、家山と下泉の停車を絡めてゆったりと川根路を遡上して行く姿は、古き良きSL客レの雰囲気を残しています。まあそんな時代に生きてはいないですけど、イメージとしては末期の会津線のような感じでしょうか。古い家並みの残る家山の街を後にするSL列車、昭和九十二年の夏はモノクロームの世界。
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子供は横構図モノクロ、オトーサンは縦構図カラー、それぞれいかがでしょうか。駅へ向かう狭い路地にささやかな看板を出す杉田屋旅館(創業100年超!)のイブキの植え込みと、おそらく昔のトイレにはよく付いてた先っぽがカラカラ回る換気パイプみたいなのが味わい深いですよねえ。