(LEDが映らない@越谷駅進入)
特に今回は目当ての車両もなかったので、北千住のエキナカでゆっくりとお昼を食べた後は中目黒から折り返して来る70000系を待ってみる事にしました。沿線のどこで撮ろうか…と言う事で駅撮りを試みるも、さすがに新車のロールアウト間もない週末って事で撮りやすそうな駅はどこもそこそこの人出。みんな暑いのによう頑張りますなあ…比較的空いていた越谷駅で緩行線の進入を。最近の鉄道車両の傾向として、速いシャッタースピードでカメラを向けると方向幕のLEDが映らない事が多いのですが、この東武の70000系もそういう車輌のようです。私の横で小学生くらいの
この子もしばらく70000系を追っかけていたようで、行く先行く先行動が同じになってしまったので中途半端に意気投合してしまう(笑)。私たち親子に無邪気に撮影した画像を見せてくれるあたりは実に子供らしいのだが、私の機材を褒めてくれるあたりはミョーにオトナびてもいたり。せんげん台の退避中に彼に言われたようにSSを落として一枚切ってみたら、ちゃあんとLEDが映りましたw
春日部の駅で、「クレヨンしんちゃん」マサオくんラッピング(グリーン)の50000系と並ぶ70000系。春日部と言えばこのアニメの正真正銘のおひざ元の駅。劇中でもしんちゃんの父親である野原ひろしが通勤で春日部の駅から電車に乗っているシーンがたびたび登場しているのだが、だいたい20000系っぽい車両の事が多い。緩行線で座って通勤したいタイプなのか。
春日部の駅を出て行く70000系中目黒行き。後追いでテールランプが灯っていると何となく寝不足で目が真っ赤になっちゃった感が出て来るような(笑)。春日部の駅は、上下ホームに挟まれてかつての貨物退避用と思しき副本線がある配線がいかにも古い東武の駅と言った感じがしますね。栃木県の葛生にある住友大阪セメントの鉱山から業平橋にあったヤードへのセメント輸送を主力に、1990年代まで東武鉄道は私鉄の中でもかなりの貨物輸送量を誇っていました。そんな業平橋のセメントヤードが現在のとうきょうスカイツリーの敷地となっているのはご存知の通り。
1980年代の航空写真と現在の航空写真を見比べてみると、旧業平橋駅(現とうきょうスカイツリー駅)周辺の再開発ぶりが良く分かります。以前は、東武の本線の南側にかなりの数の側線があり、貨物列車のような長編成の列車の影も見えますね。
東武色に巻かれた木造の柱が立ち並ぶ春日部駅のホームにスペーシアが入線して来た。伊勢崎線ホームにはカレーとサンドイッチのお店、そして野田線ホームに立ち食いのラーメン屋があって、コロッケラーメンとか天ぷらラーメンとか変わったメニューがあると言う事なので一回食べてみたいと思っているのだが今回は叶わず。灼熱のホームで子供と一緒に冷たい麦茶を飲んで、僅かな涼を求めるのでありました。