(雪融け水は、空を映す鏡@下段~釜ヶ淵間)
午后の日射しが、立山連峰に降り注ぐ。
雲間から覗く、山並みの美しさ。
融雪用の水を湛える下段の田んぼ、 空と雪の青さを溶かして。
新塗色が、立山線の冬を行く。 内山で出会った「富山もようトレイン」、電鉄富山から午後は立山線に展開していました。広い広い雪原と赤い列車の取り合わせ。最初見た時は正直「?」ってなったけど、赤を基調とした塗装は目論見通り雪映えして、なかなか良いものです。午後になって雲が取れて来た立山連峰、あともう少しなんだけどなあ。
散居、雪原、斜光を浴びて。こぶのように折り重なる雪原の下に眠る、豊穣の富山の大地。春をまだかと待ち侘びる散居の風景、それでも、都会から来た人間の我儘は、もうちょっと冬のままでいてくれてもいいんじゃない、こんなに美しい冬景色なのだから・・・と思ったりしないでもない。