(お待たせしました@彫刻の森駅)
箱根登山鉄道が再開、9カ月ぶり昨年の台風19号で被災(gooニュース)
本日7月23日の始発から、箱根登山鉄道が全線で運転を再開しました。台風19号被害から約9ヶ月、懸命の復旧が結実した瞬間でもあります。平成23年以降の箱根は、大涌谷付近の群発地震や平成25年の大涌谷の小噴火による火山警戒レベルの度重なる引き上げ、そして台風19号による大雨災害と今までなかったレベルの未曽有の災難が続いていました。そして追い打ちをかけるように襲い掛かった世界的なコロナ禍。全国的な観光需要の喪失と、インバウンド需要の途絶によって、観光産業の景況感は最悪を超えた状況となっていますが、登山電車の復旧は、そんな箱根に久々に届いた明るい話題と言えます。
5月の試運転からその動向を追い掛けていた登山電車の晴れの舞台ですし、今朝の全線運転再開の場に立ち会いたい、という気がない訳でもなかったんですが、どうにも新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念されるこの状況で、やれGoToキャンペーンだ四連休だと浮かれ気分で箱根に行く気にはなり切れませんでした。まあぼちぼち行こうと思うけど、わざわざ密になりやすい初日に行く事もあるまい・・・と朝寝を決め込んで、昼のニュースで運転再開の映像を眺めていました。つか、最近平日の仕事が激務過ぎて朝早く起きる気力がなかったというのもある(笑)。
ともあれ、止まっていた時を動かす箱根登山鉄道の新たな船出の日。
復旧に関わった全ての方々の奮闘努力に敬意を表すとともに、その指差す先に光のあらんことを。
高齢者の方とご同居されているとなると、また警戒レベルはひときわ高まる感じでしょうか。
何が正しいのか正しくないのかも分からず、善悪や価値観、倫理観も含めて正解がない時代です。
それだけに、きっぱりとその進路を指し示す鉄道マンの挙動の先に、明るい未来を見たくなってしまいますし、明るい未来があると信じたいなあと思っています。
また世の中が落ち着いたら、箱根の山にお越しください。
応援に行きたいけれど、コロナが怖い。
我が家には喘息持ちの年老いた母がいるので、絶対に感染することは出来ません。
それにしても、指差し確認「出発進行!」でしょうか。
まさにその先に光があって、神々しく輝く鉄道会社であって欲しいと願うばかりです。
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言葉によって生かされたりも殺されたりもするのが人間ですので・・・