(雪を纏いて聳え立つ@会津・鶴ヶ城)
広島行きはキャンセルしたものの、何ともモヤモヤ感が残ったままの三連休。年末に新調したスタッドレスの試走がしたかったこともあり、連休の中日は0泊2日で会津まで息子とドライブして来ました。安芸の宮島から雪の会津へ。何という変わり身の早さかと自分でも笑ってしまうのだけど、息子が楽しみにしてた広島行きを取り上げられて結構ガッカリしてたんで、何がしかの代案を出したかった、ってのはあったんだよなあ。新幹線ではなくクルマなのでソーシャルディスタンスは確保されるし、基本的にマスクを付けて、黙撮・黙食・黙観・黙浴の黙尽くし。くれぐれも人混みには近付かず、食事も食べたら長居は無用・・・という道中。まあそもそも冬の会津、そこまで人が居なかった。雪降ってたし、寒いですしね。それにしても雪を纏った鶴ヶ城の美しい事。これには連れて行った城好きの息子も納得の立ち姿である。
会津へは、下今市から会津西街道(国道121号線)を延々と北上するルート。都内を抜けるのに外環と首都高を使ったくらいで、往復800kmは基本的にはまったり下道で。鬼怒川を超えた辺りからの雪景色、路面状況は乾雪路から圧雪路まで様々。野岩線や会津鉄道の時間を見ながら、撮れるタイミングではカメラを向けたりとノープランの旅路。あ、そうそう、肝心のスタッドレスですけどね、正直なところ導入したのはヨコハマの特価品だったんで、会津若松の市街地の圧雪路面みたいなシビアコンディションではやはり値段なりの性能で辛かった。日中に表面が溶け出すスケートリンクな路面だから、何履いていても滑るっちゃ滑るのだけど・・・前の車が急にロードサイドのドラックストアに入ろうとブレーキを踏んだのに反応してギュッと踏んだら、ズルズルズルっと行ってしまい肝を冷やす場面もありましたしね・・・。結論から言えば、雪道は車間距離を開ける、フットブレーキよりEB優先、発進は踏み込まずクリープで、という基本原則を再認識した形となりました。スタッドレスは魔法の杖ではないんですよ。当たり前の事ですが。
たった一日で、一冬分の雪を摂取して来たような気分になった雪の会津路。立ち寄った会津鉄道・芦ノ牧温泉駅。降りしきる雪を衝き、南会津の街道筋を結んで走る気動車の姿。色々あったが、やっぱり雪はいいですよね。雪と戯れた後に食べるアツアツの会津ラーメンとソースカツ丼、食後は温泉で親子ともども大満足。全てを雪のせいにして、ガス代+食事代+湯銭にて、広島の仇を会津で討つ形になりました。
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