(かまぼこ・はんぺん・さつまあげ@大磯町さざれ石)
週末来襲する親に何か手土産でも持たせてあげようとヨメさんが言うので、土曜日は大磯の「井上蒲鉾店」へ。ここ、職場のお客に教えて貰ったんだけど、知ってる人は知ってるかまぼこ・はんぺんの美味しいお店。県内でかまぼこ関係の有名な店と言えば、箱根駅伝でも有名な鈴廣かまぼこあたりが有名かもしれないけど、まああっちはバスツアーの観光客向けだからねえ…
はんぺんってのはおでんに入れたり、バターで焼いたりして食うものと言うイメージがあります。が、ここで言うはんぺんってのは全くフワフワしてなくて、しっかりプリプリとした歯応えがあってむしろかまぼこに近い。普通のスーパーで売ってるはんぺんは卵白だの山芋だのでフワフワさせてるようですが、ここのはんぺんは魚の身だけを練って作った純度の高いものなので、手軽に焼いたりとかおでんに入れるよりはそのまま切って醤油とワサビで食った方が美味いと思うのです。プリンプリンとした噛み応えと、魚の旨味がたまりません。店で色々品定めをしている間にもひっきりなしに客が訪れては決して安くない商品を続々とお買い上げなさるのだが、大磯ってところは明治の頃から避暑地として文人墨客の滞在する街で、ちょっと他の湘南とは一線を画したプライドが伺える街でもあり、このはんぺん一個にもその辺りのプライドが詰まったような商品でもあります。
1枚250円ってのは決して安いとは思いませんが、まあこう言うよそ行きの食い物をたまに買って来るのもいいものですね。
すっげえ久し振りに鉄道の絡まない記事を書いてしまったw