青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

盆休み初日

2012年08月11日 20時14分58秒 | 江ノ電

世間的にはお盆休みに突入したとの事で今朝は朝からかなりの渋滞が出ていたようですが、我が家は遅めの盆休みってんで来週も少し仕事。その為今週は普通の土日モード。朝からジメジメと蒸し暑いのでクーラーを付け、掃除洗濯をしてから午前睡。起きてズルズルと昼メシのソーメンなんかをすすってさらに午後睡をしていたら、さすがに退屈した子供がフライングボディプレスをしながら「きゅうこー!きゅうこー!」と騒ぐので仕方なく家を出る。あ、「きゅうこー」と言うのは彼的には小田急線などの一般的な電車の事を指しますですw
んで、フツーに近所の小田急でも良かったんだけど夕方までちょっち間があるので江ノ電界隈。藤沢から沿線に入って石上、柳小路、鵠沼で藤沢行きの305+355に会う。305+355はいつも藤沢側にくっついているので、これが藤沢折り返して鎌倉まで行って戻って来るのは約一時間後。片瀬の東浜を行き交う水着のねーちゃんを眺め、電車通りから小動、鎌高前から峰ヶ原の信号場、七里ヶ浜のコンビニでジュースを買い、稲村ケ崎の路地裏で子供と何本か見てると返しの305がやって来た。この300型、長電の2000系と同様に「江ノ電と言えばコレ!」と言うイメージリーダーでもあります。


お盆休みの初日は曇天の一日でしたが、さすがに夏の湘南界隈の人出は多くR134の渋滞を横目に着実に輸送力を発揮する江ノ電は相変わらずの12分ヘッドでフル回転。江ノ島駅先の併用軌道の入り口に当たる龍口寺の交差点には交通整理の警備員が立ってましたが、電車通りも今日は大混雑。「電車接近」の電光掲示が点滅し、警報機が鳴って腰越の駅から電車通りにアタックする305+355。車の窓から一枚撮れば、その特徴的な「バス窓」と言われるRのある上部窓が際立ちます。

時間は夕方、遊んだ帰りの子供の顔がバス窓の向こうに揺れるお盆休みの初日です。
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夏季休暇取得のお知らせ

2012年08月08日 22時36分39秒 | 日常
お盆を直前にして8月15・16・17の休暇が決まる。15・16・17って圭子の夢は夜開くみたいだが、その後の土日とくっつけて一応5連休なのね。今年のお盆はカレンダーがよろしくて一週間休みになっちゃう職場もあるようだけど、そのせいかチラチラと宿泊サイトを眺めてみたものの結構予約はもう埋まっちゃってますなあ。5月に長野に行って以来めぼしい遠征もしてないから、混んでるのを承知で一発勝負に行ってみたいもの。第一希望は富山で地鉄撮りだけど、オカミがお許しいただけるかどうか!そこが問題です。

世の中オリンピックの事しかやってないのだが、みんないい加減飽きないのかねえ。
ヨメさんが見ている時は付き合って見てるけど、基本は野球見たい人なのでw
今回のオリンピックで印象に残る事と言えば、水泳の解説に出て来る田中雅美のスカートがめっさ短い事くらいだね(笑)。
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海と朝日とサンライズ

2012年08月07日 06時20分46秒 | 東海道線

(画像:日出ずる彼方へ、サンライズ)

私の家の寝室には東と南に窓が付いているのだが、こう毎日毎日クソ暑いとその日当たりの良さはアダになり、昼の熱気が抜けず夜も暑い。一応エアコンとか使ってはいますけど、「おやすみタイマー」が切れた後の蒸し暑さで思わず目覚める午前3時の不快感は異様(笑)。
日曜の朝も変な時間に起こされて麦茶を飲みに冷蔵庫へ行き、扇風機に切り替えて再度眠りに付こうとしたがなかなか寝付かれずムシムシジメジメした布団の上で悶絶していたら4時。諦めてNHK見てたら4時半。夜が白々と明ける頃合いを見計らい、今週も石橋山まで行ってしまった。エアコンガンガンに効かせた車の中は一番快適だよホントに。


先週は佐奈田さん上段俯瞰だったので、今回は玉川橋梁海側から後追いで。
何度も撮ってる構図ですが、木が伸びて撮りにくくなって来たな~。
この日もやはり朝から根ノ上には何名かの先客がおりましたが、玉川橋梁俯瞰には誰も来ず。確かにこっちは上りに対してはケツ撃ちしか出来ませんからね…それでもこちらには海とみかん山と小田原の街と丹沢と構図には盛りだくさんの見所が(笑)。西湘バイパスの小田原港口にかかる橋もアクセントかなあと。
5:45熱海発なので石橋山界隈を抜けるのは6時頃のサンライズ。そろそろかなと構えていたらジョイント音が響いて今日もほぼ定刻、夏の朝の眩しい日差しを浴びて駆け抜ける寝台特急は、黄金色の輝きを放ちながら都会を目指します。う~んサンライズ乗って個室から窓越しの海を眺めて夜明けのコーヒーとかよさ気ですなあ。ちょっと乗りたくなって来たな(笑)。
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がっきゅうぶんこ・かなざわぶんこ

2012年08月04日 22時39分35秒 | 日常

(レッドでハッスル@金沢検車区)

今日は先週注文したクールビズ用のスラックスを取りに行ったのだが、取りに行ったのが保土ヶ谷バイパスの近くの紳士服屋だったので流れでそのまま車を流したら行きついた先は京急電車の金沢文庫の検車区だったという(笑)。仕事では良く使いますけど、あんまりマトモに撮った事がないね>京急


2100系A快特三崎口行き。
京急の快特車としては定番の2100系、窓周りのアイボリーの塗り分けが許されるのがエース特急車の証。塗装が代々エース車に引き継がれるってーのは京急唯一の特徴だあね。相鉄民であるヨメさんに言わせると「京急って揺れがひど過ぎて気持ちが悪くなる」らしいのだが、それでも昔に比べればずいぶん揺れなくなったと思うんだけどなあKQ。旧1000系快特三崎口行きが横浜を発車し、左カーブの下り坂から平沼川を渡り右カーブで根岸線の下を抜け、二段の坂を上がって平沼駅から左カーブで戸部通過までの一連のジェットコースターな流れで不慣れな人はゲロを吐くらしい(嘘)。ってか相鉄は私に言わせれば遅すぎる田舎電車だw


1500系快特青砥行き。
踏切の障検が引っかかったが気にしないw
何だろう…デザインといい存在といいあんまり京急っぽくない車両ですよねこの形式。
感覚としては茶色系の帯をまとって東武電車とかにいたらしっくり来そうな(笑)。


お銀こと新1000系。この車両が登場した時は、京急もとうとうプライド捨ててステンレスに走ったかと言う思いもあったけど、こうも増えるとさすがに気にならなくなるな(笑)。あっという間にその数を増やし既に12次車まで出ているらしいのだが、数の暴力と言えなくもない。この車両、マスコン回りとかが非常に簡素でして、それは合理化されてコンパクトになってるって事なのかもしれないけど、メカメカしいものが好きな私はカブリツキとかやってても(←やるなよw)寂しいことこの上ないんだよなあ。まあよく見れば相変わらずボルスタアンカーにコイル剥き出しのウイングバネと重厚感のある足回りは京急仕様なんだけどね。


800系普通車新逗子行き。
すっかり普通車運用が定番となった800系も、私が子供の頃は窓回りをアイボリーに塗られた最新鋭の特急車であった記憶がある。まあアホほどいた旧1000系の陰に隠れた存在ではありますが、前面のアンチクライマ、片側開きのドアと京急っぽさたるエッセンスが残ってる車両です。仲木戸とか井土ヶ谷あたりの退避線のない駅だと、発車直後から鋼製の重い車体を震わせて、目一杯のダッシュで優等から逃げる豪快な走りを堪能する事が出来ますねw

赤い電車のゴロゴロしている文庫の検車区の真裏には東急車輛製造横浜工場がありまして、時と場合によっちゃあ新製車両がアントに牽かれて出て来るのですが、基本的に敷地内は撮影禁止でございまして写真はありません。新製車両って製造業にとっちゃ自分のとこの技術の集大成みたいなもんだし、新製品の情報がダダ漏れでも困りますからなあ。パッと見で工場の中ではJR東日本のE657系を一生懸命作ってたのと、東急の8500系とおぼしき中間車が何両か。また改造してどっかの地方私鉄でも行くのかしら。

あ、東急車輛と言いましたが、業績不振により今春からJR東に叩き売られ現在は株式会社総合車両製作所と言う会社になって再スタートしております。
ステンレスカーの権威・東急車輛ですら厳しいってのは寂しいものですねえ。
ちなみに標題、口の中に指を入れて、横に引っ張って言ってみるのは神奈川県民のお約束(笑)。
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