(お陰様での90周年@白楽駅)
10月9日が東急の日だとしたら、本日9月10日は逆さにすれば9←10と言う事でプレ東急の日。と言う訳で東横線90周年を記念して青ガエルこと先代の5000系をリスペクトし緑色に塗られた東急の新5000系であります。昨日見て来ようとしたら運用に入ってなかったんで、改めて出直して来ました。ちなみによく考えたら去年も
9月10日は白楽で東急を撮っていた。年単位で鉄活がルーチンワークと化しているのだとしたら結構ヤバイのかな、俺(笑)。
ってかこの週末は天気も良かったのもあるし、もし許せばルーチンワークなんてせずに中央西線の木曽あずさとか飯山線のリバイバルDC急行野沢とか、オトナの財力でビューンと一発撮りに行きたかったよ。しょせんヨメ付きコドモ付きにそうそう自己都合での遠出は出来ないんだよ。分かってはいるけれど、TLに嬉々として乱れ咲くステキなカットがシャクに障るったらないよね(笑)。
中学生くらいとお見受けする
ガキ鉄撮り鉄さんが群がる白楽アウトカーブで。何だこの中途半端な光線はというツッコミは上等です(笑)。このリバイバル編成、パッと見は現行の5000系をただ緑に塗っただけ、ヘッドマークを付けただけに見えてしまうんだけど、側面のコルゲートをイメージしたラインと「T.K.K」のロゴでグッとリスペクト度合いが上がる感じがします。先代の5000系と言えばモノコック構造の下膨れの顔と、車体強度を出すための側面のコルゲートが特徴でもありました。
「T.K.K」とはかつて使われていた名称である「東京急行株式会社」の略。現在は「東急電鉄」なんて柔らかい社名になってしまったけど、何となく「東京急行」という社名の方がプライド高そうで良かった。子会社は「伊豆急行」で変わらないのにね。ちなみにこのアルファベット三文字での略称を最近まで使用していたのは東急の他に「KHK(京浜急行株式会社)」「OER(小田急電鉄)」「K.T.R(京王帝都電鉄)」の三社で、かつては戦時統制によって「大東急」として一つの会社であった事の名残なんじゃないかと思っているのだが。
乗り入れ先の練馬駅にて。リバイバルカラーと言えどもアルミ車のラッピングシートによるグルグル巻きなので、なかなか色味を出すのが難しいです。停車中にじっくりと見てみましたが、左側の尾灯部分に「形式クハ5000 自重26.0瓲 定員144人」なーんて形式表記がしっかり書いてあるのも芸が細かい。個人的には先代の5000系は東急時代よりも長電や上田交通、岳南鉄道、熊本電鉄その他もろもろの地方鉄道の体質改善に寄与した功績の方が印象深いですね。今でも熊本電鉄に行った車両は動態保存で残してあるらしいし。
と言うか新5000系は緑に塗ると妙にガメラ感が出るような気がしてイカツくなりますなあ(笑)。