今日の夕刊に、作家活動50年を迎えた三浦哲郎氏の記事が出ていた。タイトルは「心を添削、磨いた文体」。(朝日新聞夕刊「単眼複眼」05年11月15日)
担当の編集者は、三浦氏は「句読点に至るまで神経をとぎ澄まし、原稿用紙の升目に一つ一つ命を削る」ように書く、と語る。その到達点が3冊の『短篇集モザイク』だ。これで川端康成文学賞を2度も受賞されている。
01年に脳梗塞を患った三浦氏は、最近は随筆を年に数編書く程度、という。
私の場合、三浦哲郎といえば『忍ぶ川』、そして『拳銃と十五の短篇』など故郷・青森の風土を背景にした短編小説が印象深い。『モザイク』も2冊、しみじみと味わいながら読んだ。
文芸評論家の秋山駿氏は「三浦さんは、心を添削しながら生きてきた」と語る。
『モザイク』、あと1冊読み残していてよかった。早速、明日買いに行ってみよう。
※画像は、天理市内で撮影(05年11月13日)した写真をモザイクタイル状にレタッチ。
担当の編集者は、三浦氏は「句読点に至るまで神経をとぎ澄まし、原稿用紙の升目に一つ一つ命を削る」ように書く、と語る。その到達点が3冊の『短篇集モザイク』だ。これで川端康成文学賞を2度も受賞されている。
01年に脳梗塞を患った三浦氏は、最近は随筆を年に数編書く程度、という。
私の場合、三浦哲郎といえば『忍ぶ川』、そして『拳銃と十五の短篇』など故郷・青森の風土を背景にした短編小説が印象深い。『モザイク』も2冊、しみじみと味わいながら読んだ。
文芸評論家の秋山駿氏は「三浦さんは、心を添削しながら生きてきた」と語る。
『モザイク』、あと1冊読み残していてよかった。早速、明日買いに行ってみよう。
※画像は、天理市内で撮影(05年11月13日)した写真をモザイクタイル状にレタッチ。