tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

真田丸(11)祝言

2016年03月25日 | 真田丸(NHK大河ドラマ)
日曜日(3/20)、真田丸「第11回 祝言」を見た。NHKのHPから「あらすじ」を拾うと、

信繁は梅を妻に迎えようとするが、薫は大反対し、祝言をあげることを決して認めようとしない。きりも、信繁の決意に大きな衝撃を受ける。一方、家康と本多正信は、昌幸を暗殺するよう室賀正武に持ち掛ける。室賀の怪しい動きを察知した昌幸は、その真意を確かめるために、信繁の祝言を利用することを思いつくが…。

室賀をおびき出すために信繁の祝言を利用しようとする昌幸とは、何という男であるか。今回も家康・本多正信と昌幸のダマし合いの様相だ。こんな時代に生まれなくて良かった…。今回の感想を、32歳の藤丸正明(ただあき)さん(株式会社地域活性局 代表)がFacebookに書いておられた。さすがに歴史好き、とても興味深いので紹介させていただく。

大河ドラマを見るのはほぼ15年ぶり…。そして毎回欠かさず見ています。面白いですね。真田丸。今回、特に思うのは、キャストが良いですね。

草刈正雄の真田昌幸は、これまでの真田昌幸のイメージを変えてしまいました。信幸については、背の高い寡黙な堅実で知的な兄という印象を持っていました。大泉洋は元のキャラとは違いますが、かなりうまく演じていると思います。そして、真田信繁(幸村)ですが、幸村も堺雅人ははまっていると思います。今回はまずこのキャストが大河ドラマの面白さを引き立ててくれていると思います。

今回は、信繁(幸村)が梅と祝言を上げるという回でした。実際は、その行事を利用して謀略が渦巻いているという話でした。戦国の時代は食うか食われるかといわれている時代です。統一に向かっている機運もあるのですが、まだまだ弱小豪族の信州は戦国時代の様相です。

今回は徳川家康から昌幸の暗殺を仄めかされた室賀正武を昌幸が打ち取るという回でした。それに信繁(幸村)の祝言を利用するんですね。歴史の本を読んでいると、祝言や宴会の席を利用する謀略というのは多いですね。すぐに思いつくのは赤松満佑が足利6代将軍義教を討ち取った嘉吉の乱の元になった事件です。

また、信繁の母は京都の人なので、京都の然るべき家の娘を息子の嫁に欲しいという話がありました。戦国時代は著名な武将たちの周りの女性の戦いも凄まじいものがあります。
徳川家康の妻築山殿は今川家重臣の関口氏の娘でした。築山殿の側近団も今川の方から来ていました。それに対して家康の嫡男信康の妻は織田信長の娘、徳姫でした。

築山殿と徳姫は同じ岡崎城の中で互いにいがみ合います。そしてそれはやがて、信康と徳姫の関係も壊します。母、築山殿にマインドコントロールされた信康は徳姫と疎遠になります。そして徳姫は父の織田信長に助けを求めたと言われています。その結果、信康は他にも因果関係はあるにせよ、切腹になってしまいます。

真田丸は今後、真田軍と徳川軍の戦い「第一次上田合戦」に向います。その前に上杉家との関係修復ですね。それにしても、真田家は女性が割と自由な雰囲気を持っていますね。
想像の範囲内なのですが、おそらく真田家は女性も自由な家だったのではないかと思います。

また、昌幸の母は、真田家中興の祖幸隆の妻でもあります。この幸隆も英雄的な人であり、その妻の発言は力があっただろうなと思いました。また、これからの真田丸のキャストも見ものですね。信繁(幸村)の義父となる大谷吉継を誰が演じるのか、後藤又兵衛や明石全登などの大坂の陣のメンバーなども見どころの一つですね。次回も楽しみです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする