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トーハクで「正倉院の世界」展/奈良の「正倉院展」と同時期に(2019 Topic)

2019年05月19日 | お知らせ
これには驚いた。奈良で正倉院展が行われている時期(10/26~11/14)に、上野の東京国立博物館でも新陛下のご即位を記念して、特別展「正倉院の世界」が開催されるそうだ(10/14~11/24)。読売新聞オンライン(5/17付)「東京で今秋、正倉院の特別展…奈良でも同時期に」によると、

天皇陛下の即位を記念し、奈良・正倉院に伝わる宝物が今秋、東京と奈良で公開されることになった。東京国立博物館(東京・上野)は10月14日~11月24日、御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」を開催。奈良国立博物館(奈良市)は10月26日~11月14日、「御即位記念 第71回正倉院展」を開く。

両博物館が17日、開催概要を発表した。同時期に2か所で正倉院宝物をテーマにした展覧会が開かれるのは初めてだ。正倉院の世界展は正倉院宝物や、明治時代に奈良・法隆寺が皇室に献じた「法隆寺献納宝物」(東京国立博物館所管)など計約110件を展示する。会期は前期が10月14日~11月4日、後期が同6日~24日。

螺鈿紫檀五絃琵琶(東京・前期展示)
正倉院宝物の「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」(前期展示)は、インド起源の五絃琵琶として唯一現存する楽器。バチ受け部分にはラクダに乗って琵琶を奏でる人物があしらわれ、シルクロードを通じた文化交流を伝える。正倉院宝物は、聖武天皇の遺愛品などが奈良・東大寺の大仏にささげられたのが始まりで、その目録「国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)」(同)も披露する。

鳥毛立女屏風(奈良)
第71回正倉院展は即位を祝い、会期を例年より3日多い20日間に延長。ふくよかな「天平美人」を描いた「鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)」は、20年ぶりに全6扇を一堂に展示する。絵に羽毛を貼っていたことが名の由来で、華やかな天平文化を代表する名宝だ。飛鳥時代の天武天皇から代々受け継がれた扉付きの置き棚「赤漆文欟木御厨子せきしつぶんかんぼくのおんずし」なども公開する。

東京国立博物館の井上洋一副館長は「両展を通じ、皇室が守り伝え、今後も受け継がれていく悠久の美を、ぜひ多くの方にご覧いただきたい」と話した。


私はちょうど10月に上京の機会があるので、トーハクを訪ねるつもりである。もちろん奈良博にも行くので、今年は2回も正倉院宝物を拝観できることになる。皆さんも、ぜひ!

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