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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

南都銀行、奈良県観光活性化に向け3社と連携!

2015年03月03日 | 観光にまつわるエトセトラ
昨日(3/2)、南都銀行は3社と「奈良県の観光活性化に関する連携協定」を締結した。今後、奈良県の観光消費額の増大を図るなど、観光産業の発展を通した地域活性化を支援していく。「観光活性化」をめざして金融機関を含む4社が連携するというのは、全国でも初の試みだ。同行のニュースリリース(PDF)によると、
※トップ写真は、固く握手する4社。向かって左から、日本政策投資銀行関西支店企画調査課長・大来哲郎氏、地域経済活性化支援機構ディレクター・大田原博亮氏、南都銀行公務・地域活力創造部長・和田悟氏、リサ・パートナーズ取締役・新井貴氏。

「奈良県の観光活性化に関する連携協定」を締結
~地域経済活性化支援機構、日本政策投資銀行、リサ・パートナーズとの4社間協定~

南都銀行(頭取 植野康夫)は、平成27年3月2日(月)、株式会社地域経済活性化支援機構(以下「REVIC」、代表取締役 瀬谷 俊雄氏)、株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」、代表取締役 橋本 徹氏)および株式会社リサ・パートナーズ(以下「リサ」、代表取締役 田中 敏明氏)との4社間で、「奈良県の観光活性化に関する連携協定」を締結しました。


県庁で行った記者会見。例によって司会・進行は私が務めた

当行は平成26年4月よりスタートさせた中期経営計画「活力創造プラン」において重点
戦略の1つに「地域の活性化」を掲げ、観光振興等を通じた地域活性化に取組んでいます。奈良県は、全国有数の歴史的文化遺産の宝庫であり、観光産業は地域の主たる産業として、地域経済に深く関連しており、観光産業の発展は地域経済の活性化や、雇用機会の増大等につながるものと考えられます。

当行は、本協定に基づき3社との連携・協力のもと、奈良県における観光活性化ファンドの組成・活用等を検討のうえ、REVIC が有する専門的知見と DBJ およびリサが有する豊富なファイナンス実績を活かして、奈良県における観光消費額等の増大を図り、観光産業の発展を通した地域活性化を支援して参ります。連携協定の概要は、以下のとおりです。



<連携の目的>
当行と3社が協力し奈良県内の観光産業の活性化に向けて地域が主体となって行う
活動を支援すること。
<連携・協力の内容>
(1)主要な県内の観光関連事業者等に対する投融資を行うための奈良県観光活性化
ファンド(仮称)の組成・活用等を目指すこと。
(2)県内の観光関連事業者等に対し、観光ノウハウ・マーケティング、経営マネジ
メント等の専門的スキルをもって支援すること。
(3)相互に定期的な情報交換および意見交換等を行い、連携協力体制を構築すること。

【本件に関する照会先】公務・地域活力創造部 竹田・山口 ℡0743-70-8830


質問に答える和田部長。準備万端だったので、堂々の受け答えだった

早速、午後6時の「ゆうドキッ!」(奈良テレビ放送)で紹介されていた。奈良テレビのHPによると、

観光活性化めざし南都銀行が提携
南都銀行はきょう、奈良県の観光活性化をめざし、政府系金融機関など3社と連携することを明らかにしました。南都銀行では、去年4月から中期経営計画の柱として地域活性化を掲げ、観光振興に取り組んでいます。

きょう、県庁で会見を開いた南都銀行は、政府系金融機関である日本政策投資銀行など、3つの金融機関と連携して観光を軸にした地域活性化の新たな取り組みを進めることを発表しました。具体的には、4社が共同で出資する「仮称・奈良県観光活性化ファンド」を設立し、観光に関する事業者などに投資や融資を行います。

また、県や市町村などの行政とも連携し、地域が主体となった観光活性化を進めることをめざします。地方創生の取り組みが全国で進められる中、金融機関が、観光にしぼった連携を結ぶのは全国初といい、4社では、ことし9月ごろまでにファンドを設立したいとしています。


会見では記者から、外国人観光客誘致に向けた取り組みに期待する声も上がった。このニュースは、今日(3/3)の産経新聞や奈良新聞などにも掲載された。奈良新聞では《南都銀行の和田部長は「今回の連携協定によって県の観光消費額の増大を図り、観光産業の発展を通した地域活性化を支援していきたい」と話した》というコメントも紹介された。


向かって右端が仲川市長

昨日は午後3時から4時まで県庁で記者会見。その後、県観光局と奈良市役所を訪ね、今回の発表内容を報告。奈良市の仲川市長は「今後とも手を携えて、奈良観光の活性化に取り組んでまいりましょう」と語った。

偶然にもこの日、大和信用金庫が「やまと観光活性化ファンド」を立ち上げ、桜井市三輪郷における着地・滞在型観光などを支援すると表明した(ニュースリリースはこちら)。

県観光活性化に向け、奈良県内でもいよいよ気運が高まってきた。県によると、昨年奈良県を訪ねた外国人旅行客は、平城遷都1300年祭の年(2010年)の646,000人を上回り、663,440人(速報値)に上り、過去最高を記録したという。ぜひ、この「上げ潮ムード」に乗り、国内外からたくさんの観光客を奈良にお呼びいただきたいものである。

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