爽やかな秋の一日、奥会津の玄関口、柳津から三島の自然を楽しんだ。
三島町は工人の里として「自然と共に生きる生活工芸」をまちの文化のスローガンにしている。特に会津の編み組細工は、平成15年に国の伝統工芸品に指定された。
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生活工芸館を見学した。ヒロロやヤマブドウ、マタタビなどで編んだ笊や篭の展示されていた。
林の中に竣工記念碑があった。そこには河井寛次郎の詩として
「 過去が咲いている今 未来の蕾がいっぱいの今 」と書かれていた。明日の町の姿を期待してのいい言葉だと感じた。
工芸館までの道すがら秋の景色を楽しんだ。ほとんど人会うことはなかった。三島の自然は只見川の流れの中に静かにたたずんでいた。
桐の畑に今つぼみを見た。桐のつぼみの先にアキアカネが止まっていた。
今の時期に蕾?おかしくないのかと思った。気にも止めなかったが、蕾のまま冬を越すのかな? いや、確か桐の木は春遅くに花芽を出したのではないか・・・と。
秋の空美しい空が広がっていた。農道沿いにコスモスの風に揺れる美しさに見とれた。
丁度ススキの秋の中、線路を走ってきた只見線の列車をパチリ。新潟の「小出」行きだった。
爽やかな秋の一日を過ごした。
【キリの蕾】
【小出行き】