障子戸にひかりやさしい初節句
昨日は紗英ちゃんの初節句、息子たちのお招きを受け郡山へ行った。お祝いのお酒をいただくので、娘に運転を頼み妻と3人で出かけた。
妻は早くから忙しそうにお赤飯やらおつまみなどをお重に詰めていた。今朝は前もって予約しておいた「どらや」のどら焼きをもらって行くので猪苗代まわりだ。
息子宅でのほんの内輪のお祝いだった。いわきのお嫁さんのご両親とは半年ぶり、紗英ちゃん誕生のとき病院でお会いして以来だった。でも、残念ながらお父さんに急用が出来て末の娘さんがお母さんとこられた。
穏やかに晴れ上がり、暖房なしの部屋は会津とは比べられないあたたかさだった。
昼の祝い酒はいいものだ。少しお酒も進みすぎたか、しばらくぶりにゆったりと美味しいお酒をいただいた。お赤飯、お寿司、彩り豊かな生野菜に生ハム、蛤のお吸い物、そして若い嫁さんには珍しい煮物も美味しかった。いわきや会津からのお菓子も並んで、温かい桃の節句のご馳走をいただいた。
紗英ちゃんの成長を祈りながら、息子たちのこれからの温かい家庭の行方を想像した。
紗英ちゃんは、早いもので誕生から半年になる。すくすく元気に育ち、日に日にかわいい赤ちゃんになってきた。首も据わり、ほほえんだり泣いたり愛嬌を振りまいてくれた。
郡山なので毎日顔を見るわけにもいかず、ときどき様子は写メールで届く。でも、月に一度くらい、間をおいて訪ねる紗英ちゃんは、かえってその成長の跡が良くわかり楽しみでもある。
あたたかくなってからはときどき会津の我が家へも来ることになるだろう。