久々の早朝散歩

　　　　　　　　　　　　　　　　　【夜明けの柿の木】

　ラックに促され、日の出前に散歩に出た。久々の早朝の空気はすがすがしく、深呼吸、
今朝は寒さもそれほどでもなく温かく感じた。でも、霜もしっかり降りて、庭の温度計は零下１℃を指していた。
　いつものコース、妙国寺本堂から朝の祈祷の太鼓の音が聞こえる。
　東山の山の端から朝日が顔を見せたのが６時半過ぎ、 すべてのものを平等に照らし新しい朝が始まった。ラックもいつになく元気に歩いた。


　帰宅してしばらく朝日が射す庭をながめた。雲ひとつ無い青い空に、木々が勢いよく伸びる。すべての木々に朝日が燦然と輝き、早春の一日が始まる。
　今日は何かいいことがありそうな予感がした。