エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

啓蟄 春の訪れ

2009-03-06 | 日々の生活

昨日3/5は暦の二十四節気のひとつ「啓蟄」、地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、草木が芽吹くと同時に地上へ這い出してくるという意味で、啓”は『ひらく』、“蟄”は『土中で冬ごもりしている虫』の意だそうだ。
 まさにぴったりの春の訪れを感じた一日だった。終日、穏やかな快晴で、気温は10度まで上がった。まだ咲き続けるシクラメンや、数日前に咲き始めたカトレアの鉢を陽に当てた。ほんとうの春の訪れを感じた一日だった。
 孫の帰りを待って、蕗のとうを見つけに行った。
 畦のくぼみにわずかに残る雪の縁で、まだつぼみの堅い蕗のとうを摘んだ。
 付近の林に残る雪も斑模様にほとんど消えかけ、春を迎える磐梯がすがすがしく聳えていた。