エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

亀ケ城址の紅葉を愛でる

2009-11-07 | 街中散歩
        【亀ケ城址からの磐梯山】

 秋の名残を見つめた。我が家では、大きな枯れ葉色ホウノキがかろうじてまだ落ちずにいる。少し黄色くなったトウカエデの先端が赤く色付き始めた。朝夕の気温差が大きい。
 昨日は、二人っきりの平日のお昼前、弁当、お茶、果物持参で猪苗代方面に紅葉を愛でに出かけた。いつもの里山の畑に寄ると、菊の花は花アブの羽音が響く中、常連のヒメアカタテハ、キタテハ、シータテハが蜜を吸っていた。羽の傷んだミドリヒョウモンやウラナミシジミも姿を見せた。

 
【シータテハ】

 ひっそり静まりかえった池の周りでは、まだキトンボが産卵していたが、群生していたアミタケも干からび、来る度に出会うシマヘビにも会えなかった。


【産卵するキトンボ】

 紅葉のきれいな亀ケ城址を訪ねた。穏やかな小春日の日差しを受け、磐梯山を眺めながらお弁当絵を広げた。

【紅葉の亀ケ城址】







 金曜日、孫はスイミングの日、美しい湖水の色を眺めながらゆっくり秋を楽しんだ。
これも健康であればこそ。あらためて取り戻したささやかな幸せに感謝した。


 【蟹沢浜から上戸方面を望む】


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