エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

体調管理

2009-11-13 | 健康

            【磐梯 晩秋】

 しばらくぶりに消化器科の待合室で診察の順番を待っていた。
3Fの待合室の窓から、あわただしく行き交う国道の車がみえる。その先の大学構内には黄色く色づいたポプラが天に伸びている。さらに向こうに盆地を囲む低い山々が連なり寒々しく見える。初冬の朝の始まりに病院にいる事実を思った。
 
 昨夜、突然具合を悪くした。急に息がつけなくなり、しばらく辛かった。3~4年までは、ほとんど毎週くらいに熱を出していたが、ここ2年間は、発熱もなく元気に過ごしていた。忘れていた昔の症状だ。熱はないが、多分いつもの炎症だろうと、すぐにF錠とR錠を飲んだ。数時間体を起こして目を瞑り我慢した。寝苦しい夜があけるとだいぶ落ち着いてきた。早めに、食事をとらずに消化器科へ急いだ。
 しばらくぶりの外来受付の看護婦さんから、I医師がやめられたことを聞いた。7年前からお世話になっていた命の恩人だった。個人情報の保護か、行き先は教えてもらっていない。
 M医師の診察を受けた。超音波でお腹の様子を診てもらった。思った通りで、対応も正解だった。最近心配していた肝機能もだいぶ戻ってきているようだった。
 血液検査で、数年は3ヶ月毎だったマーカーチェックも半年になり、最近は年1度でいいといわれていた。M医師は、2年前に大がかりな治療をしていただいた先生で、温厚で何よりも説明がわかりやすい信頼できる医師だ。
 しばらく熱も出さず、良好な体調に少し調子に乗っていたかもしれない。のど元過ぎればではないが、久々の体調不良が警鐘となった。注意しなければと思っている。


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