きのうは二十四節気の小寒、寒の入りに合わせるように厳しい寒さとなった。
今朝もひどい。庭の温度計は-6℃、今日も真冬日だろう。
昨日の晩から悪寒がして微熱を出してしまった。
後悔先に立たずだ。あれほど医者に言われていた食べ過ぎのせいである。そう結論づけている。
3年前まで月に2,3度起こしていた炎症だ。医師からは腸圧からくる雑菌による炎症と説明されていた。
災難は忘れたころにやってくるもの、大の好物の雑煮を、おかわりして食べた。
耳にたこができていた忠告も、簡単に破ってしまいこのざまだ。
夜中中苦しかったが、今回も、いつもの常備薬R錠に救われたようだ。朝食は抜いた。
悪いことは重なるもの、数日車を使わなかったら、このところの寒さにドアが凍ってしまい開かない。
夕方、孫たちのプールへの送迎を頼まれていた。
吹雪の中、延長コードでドライヤーを使ってドアの周囲を暖めた。やっとの事で開いた。とんだ災難だった。
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きのうはいい日だった。
雪の降る中をたいした用事もないのにわざわざ街へ出た。
体調を保つため、歩くことがいいし、何よりも久しぶりの厳しい寒さの中を黙々と歩きたかったのだ。
大通りの歩道はそれなりに除雪されていたが、大雪の跡がまだ残り、地面を覆っていた。
帰りは北からの吹雪が顔に打ち付けた。今の季節らしさを味わう贅沢だと、嬉しくもあった。
つぼみを沢山付けたサザンカを雪の中から救った。圧雪にもよく折れずにいたものだ。
思えばこのつかの間の厳寒の季節だ。厳しい寒さに耐えるツバキ、モクレンのつぼみも花開く。
時がくれば、いまうずたかく庭を覆う雪も消え、雪も雨に変わる。
今でしか見ることが出来ない「しぶき氷」も見たいし、崎川浜に、あの愛おしいコハクチョウに会いにも行かなければ。
今だからこそ、雪を、寒さを楽しいものとしなければと思っている。
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ともかく、健康でなければ気力もわかない。いつも具合を悪くして知る過ちを繰り返している。困ったものだ。