市役所の支所へ税金を納めに行く。あと一期分で終わりだが、つくづく税金は高いと思う。
消費税増税が言われるが、まだまだ税金の無駄使いはあると思う。
圧雪から凍てついた道路を気をつけて歩いた。
支所付近の歩道沿いの雪の山に、いくつもの枯れ葉らしいものが落ちていた。まるで雪の上に蛾でも止まっているようだった。
すぐにアオギリの葉だと思った。支所前の大塚山の道路沿いにアオギリの並木があることは知っていた。
待てよ、アオギリの葉は手を広げたようにおおきい。これは葉ではなくアオギリの果皮に付いた実だった。
秋には房状の実をよく見ていたが、しっかり見たのは初めてだった。
舟形の果皮にしわ状の丸くて堅い種が3つ付いていた。
種は5~6mmくらいで、果皮に付いている実の位置は、遠くまで散ることと関連がありそうだ。
秋に房状に垂れ下がった種は今の時期になるまで少しずつ、果皮にくっ付いたまま落下してきたのだろう。
見上げると、まだ裸の枝に種が結構房状に垂れ下がっていた。
いままでしっかり観察することはなかった。今年は春から、一年を通して観察していこうと思っている。