エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

春近しを感じさせるハクモクレンのつぼみ

2011-01-30 | Weblog

夜の間に積雪20cmくらい、庭の気温-5℃、相変わらず寒いがいい陽が差してきた。
 少し沈んだが、まだ1m近くの積雪のある裏庭に踏み入れ、ようやくの思いで脚立を掘り出した。
秋に、裏庭の奥のトウカエデの枝を払ったままそこに立てかけておいたのだ。
 ふくらんで、白い毛が美しく輝いているハクモクレンの花芽を撮ろうと思ったからだ。

 数日前にも見たが、綿帽子を払い逆光に透けて輝くつぼみには春の兆しを感じた。



昨年大分枝を払ったが、今年もたくさんのつぼみが大きくなってきた。
ビロードのような毛に覆われたつぼみを、冬の晴れ間に見るのは楽しいものだ。
 圧雪の庭に脚立をかけて登った。
クローズアップレンズでのぞくと、今まで知らなかったつぼみに殻のようなものが見えた。
つぼみを覆っていたものだろうか。ほとんどはこの殻はむけてしまっていた。下の小さいのは葉芽だ。



花芽はこれから徐々に大きくなり、見事に咲くのは5月だったろうか。
青空に真っ白なハクモクレンが咲くころ、お待ちかねの虫たちが現れる。

 孫を連れ出し、家の前の”私道ゲレンデ”でミニスキーで遊んだ。
武琉君は初めて本格的なスキーを履いた。まひろちゃんのお古をいただいたものだ。



 じいちゃんも、預かっている息子のショートスキーを借りて滑ってみた。スキーを履くのは、実に20年数年ぶりだった。
130cmくらいの短いもので、なかなかいい。昔はなかったと思う。
 子どもたちが小さいころは、毎シーズン結構出かけたものだ。ほとんどは猪苗代葉山の町営スキー場や中ノ沢あたりだった。
大きくなった子どもたち、最近はスキーよりボードの時代のようだ。
 娘たちも、そのうち、孫たちを三の倉あたりへ連れて行く計画でいるようだ。
 昼ころから急に暗くなり、また雪が降り出した。
 長い間雪マークだった天気予報も、来週はくもりマークが多い。
 カレンダーは、3日が節分、4日が立春、寒さや雪ももう一息だろう。




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