河東のいつもの土手に、春を見てきた。雪解けが進み、フキノトウが顔を出していた。
孫たちと春の香りを摘んだ。晚の食卓に天ぷらとフキ味噌が並んだ。
途中、普通にガソリンを入れることが出来たので、猪苗代まで足を伸ばした。
猪苗代は、さすがにまだまだ雪がいっぱいだった。
沿道の雪の林に入ると、ウサギの足跡が林の中に入っていった。どことなく春の気配を感じることができた。
翁島の田の間を流れる川沿いに車を止め、凛と聳える磐梯山を眺めた。
今日も、いつも訪れてこころ癒される大自然があった。
ハクチョウやカモはほとんどが北へ帰ってしまったのだろう。
名倉山を過ぎると、小石ヶ浜付近くに十数頭のハクチョウが見えた。
明日にも旅立ちだろうか、盛んに毛繕いをしたり羽ばたきを繰り返していた。
木々の枝越しに望遠でシャターを切ったが、手前の枝に黄色いマンサクが咲いていた。
【小石が浜で】
【マンサク咲く】
地震から二週間になるが、後遺症だろうか、この間悶々としてストレスがたまっているようだ。
高台から雪解けの進む会津盆地をみつめた。
さわやかな雪の山並みにこころ洗われ、明日からの元気を促されたような気がする。
【会津盆地 松長から真西方向】
【松長から北西 飯豊山を望む】
当たり前の日々をブログに書ける幸せと同時に、一瞬のうちに奪われた被災者の家族の避難生活を思わざるを得ない。
がんばろう福島!、がんばろう東北!、がんばろう日本!