台風が近づいている。
朝食を済ませた窓越しにサルスベリが風に揺れている。
いましがた降り出した雨の中、ミンミンゼミが、往く夏を惜しむかのように鳴いている。
孫の登校を見送って、今日もゆっくりした朝が始まった。
台風の影響もあるのか、秋とはいえ風も生暖かくまだまだ季節は夏の中にある。
昨日またトンボの様子を見に行った。
オオルリボシヤンマが産卵していた。産卵風景をポケデジの画像で撮った。
画像は、ファイル変換、編集など、また一から復習してブログに貼りたい。
キトンボが木々の枝に止まっている。割と警戒心が強くて写しにくい。
キトンボ
マユタテアカネ
オニヤンマは目を中足で拭っていた。
類も少ないが、オオイトトンボ、連結のモノサシトンボ、キイトトンボなどが、また、アマゴイルリトンボもまだ元気でいた。
オオイトトンボ
モノサシトンボ
キイトトンボ
アマゴイルリ
心待ちにしているナニワマダラトンボ、昨年は9月4日に初見している。
毎年、この絶滅を危惧されているトンボを心配している。
彼らの生息環境は間違いなく悪化しているのだ。
今年も生息する水辺の近くの農道で大きな道路工事があった。
小さな生き物の命を守る取り組み、もっと危機意識を持った自然環境保全対策が急務だと思っている。
田の脇の水たまりには、水生植物がいろいろ生えていて興味深い。
紫色の花をつけ始めたのはコナギだろうか。これから茎を伸ばすのだろうか。
雰囲気がセントポーリアの花に似ている。
コナギ
水面で咲いていたミズオオバコも少し茎を伸ばし、終わり近づいたオモダカの実が膨らんでいた。
よく見ると、オンブバッタがオモダカの花粉をおいしそうに食べていた。