台風15号、ゆっくりな速度で四国に近づいている。
秋雨前線を刺激して、全国的に大雨,明日からの会津まつりも心配だ。
残暑も一段落,雨の庭の木々も夏の疲れを癒しているようだ。
先日,Hさんのリンゴ園を覗いた。いよいよ収穫の季節、「つがる」のもぎとりが始まっていた。
C
Dがキラキラ光っていた。熊よけだそうだ。 少し高くすれば,ヒヨドリよけになるらしい。
そこここに秋の気配が濃くなっている。
マユタテアカネの交尾
ヒメアカタテハの産卵、食草はヨモギだった。
ウラギンヒョウモンの産卵、こちらはスミレの仲間。
オオシオカラトンボの無残な姿に、夏の名残。
もう産卵は済んだのだろうか、アマゴイルリトンボ♀も餌食に。
わずかだがまだ残っていた。
これは,アジアイトトンボだろうか。小型で腹部第9節がきれいなブルーだ。
珍しくミドリヒョウモンのペアに出会った。
こちらは,サワヒヨドリに来たウラアギンヒョウモン。
トンボ池に行くとキトンボも現れた、
オオルリボシヤンマが産卵している。
ノシメトンボとワレモコウ・・・俳句の季重ねと言ったところか。
マイコアカネは生息環境が違うのか,個体数が少ないようだ。
」
尾花が銀色になびく。こちら、まだ花粉付き、白い羽毛状柱頭がまだ伸びなていない。
エノコログサが逆光に美しい。
静寂の秋の里山を巡るとき、一瞬もの悲しさ、寂しさを感じるのはなぜだろうか。
それは、身近な愛おしい虫たちとのしばしの別れであり、巡りくる寒い季節を意識するからだろうか。
これからの秋を存分に楽しみたいと思う。