エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

マダラナニワトンボ 今年も

2011-09-18 | Weblog

暑さ寒さは彼岸までと言う。いつも,当たっていると思う。

厳しい残暑の中、いつものようにトンボやチョウを見にいった。飽きもせずに。

今年も,待ちに待っていたマダラナニワトンボが無事発生した。9/12に1頭初見。

この、絶滅が危惧されるトンボ、その後、兄弟たちも増え、先日は産卵風景を観察できた。

 

連結して、狭い範囲をホバリングしながら石の上、草地に打空産卵していた。

卵が落ちる瞬間も撮影できた。

やがて連結が溶けて、風の吹く日陰で、雌が単独で産卵していた。

 

今日は、カンガレイにアオイトトンボの産卵のラッシュだった。

発生個体数は、年により変動するようだが、集団産卵は5年ぶりだった。

他に、アジアイトトンボが単独で産卵していた。

炎天下にハンミョウも元気だ。光の角度によって、色合いが微妙に変化してきれいだ。

今日は、久しぶりにアオイトトンボの集団産卵風景を見ることができた。

連結してペアになって、カンガレイの茎を上や下に移動しながら、キリで揉むようにして産卵していた。
 アオイトトンボは羽を広げて止まるのが特徴、水色の眼がきれいで、♂は胸の下半分に白い粉をふいている。 

 

2008年9月のブログを見ると、同じような観察記録があった。

毎年繰り返される自然の営み、いつまでも続いてほしいと願っている。

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