昨日の午後、午前中の授業で給食なしで帰宅した孫と自転車で石部桜を見に行った。
3年生になって自由に街中を乗っていいことになり、大喜びで春のサイクリングとなった。
愛犬が元気なころは、ほとんど毎日このあたりを散歩していたたんぼ道。桜の時期も、それほどの人出ではなかったが、今年は大変だった。
平日なのに、結構な人出、今週末はすごい賑わいとなるだろう。
遠くの畦からほぼ満開の石部桜を撮った。
先日、我が家の裏のコミュニュティーセンターの駐車場を拡張していた。そこから数百メートルをシャトルバスで観光客を送っている。
ドラマ『八重の桜』のオープニングの美しい桜は、昨年の春撮影していた石部桜だそうだ。
石部桜は、中世に会津を治めた葦名氏の重臣・石部治部大輔の庭にあったと伝えられる樹齢600年の江戸彼岸桜だ。
1本の幹が8本に分かれて、田んぼの中にぽつりと立っている。
帰宅して、裏庭の白加賀ウメの剪定した。高く伸びた太い枝を思い切って詰めた。
今年は珍しくつぼみが少なかった。30数年、こんな年は初めてだ。
孫たちは、早速木登りだ。大喜びで高い太い枝に登り、街を眺める。
どういう思いがあったのか、家に入って本を持ってきて、枝に腰掛けて読書をすると言う。
何か、一時代前の光景が目に浮かんできた。 後で聞くと、マンガのサザエさんでそう言う場面を見たという。
今の子供たちに欠ける体験だと思い、嬉しくなった。
高い木に登っているとき、消防車のサイレンが鳴った。しばらくすると松長あたりから白い煙が立ちこめるのが見えた。
急いで2階へ上って眺めると山火事のようだった。
温かい一日もあって、サイクリング、一輪車練習、ドッジボール投げ、木登り・・・と、半日、よく子供たちと遊んだものだ。