久々の晴天、気温も21度に上った。
足下からシロチョウが舞った。時折吹く風に流され、枯れ草の茂みに舞い降りた。
弱い風に乗って、土手を食草を探すように舞意、オオイヌノフグリやヒメオドリコソウの花に吸密する。
約10頭ほど確認、秋に産み付けられた卵は、その後は刈られることないツルフジバカマをもりもり食べそれぞれに成長した。やがて蛹化して長い厳しい季節を過ごした。
いま、冬の積雪に潰されることもなく新しいいのちを輝かせている。
数時間、今誕生した白い女神をあらためて愛おしく思う。
今年もしっかり観察して、明日の保護に備えたいと思っている。
自然界の目覚めを写した。
スジグロシロチョウの交尾
紫色のキクザキイチゲ
アブラチャンに葉芽
しばらくは、近郊の里山にヒメシロチョウの生息状況を観察してみたい。