昨日のブログは「ヒメシロチョウの生息調査」を書いた。
早速アップしたが、床に就いてから、公開は上手くないと思いたってPCへ向かい、取りあえず「下書き」にした。
今回新たに見つけた生息場所を特定されない方が良いと思った。先ずは、チョウの採集マニアが心配だからだ。
蝶の絶滅は環境の破壊が原因と思うが、激減した蝶の採集は許せない。
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毎年ギフチョウの撮影に行く西会津、収集マニアに知れ渡っているこの峠にはいつも遠い他県ナンバーの車が何台も止まり、ネットを持ってあちこち陣取っている。
(参)拙ブログ 【山の神 参拝 2013-05-06 】
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/589c8ade12c946d6be248fb05ee85e39
数年前、その現状に不安を感じ、西会津町町長宛に要望書を出した。
聞くところによると、最近、ギフチョウを町の天然記念物に指定したようだ。そして、この時期に監視員も置くらしい。
写真:「春の女神ギフチョウ」より http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/f6c0c46590ac7b5318de3545c80c8168
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ヒメシロチョウは、.環境省では絶滅危惧第1類に分類しているが、県は準絶滅危惧種としている。
しかし、県中、いわきでは激減し、会津でもごく狭い地域で何とか生息を続けている現状だ。
あらためて、アップした文章や写真を点検した。どうも部分修正では載せられない。
杞憂なら良いが、万一と不安がもたげた。
今回は記録として、場所の特定に繋がらない文と写真を載せることとした。
羽化したばかりの♀ まだよく飛ばず、翅の乾燥途上です
土手の両側には、沢山ツルフジバカマが生えていた。長いのは10cmほどに伸びていた。
産卵したり、途中ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリに止まって吸蜜したり、ヒメシロと一緒にのどかな楽園を楽しんだ。
いつも観察している田の土手とは違い、堤防の土手の草刈りはそう頻繁ではないはずだ。
この状態だと、ここでは絶滅の心配はないように思えた。
途中のタンポポ この辺りは純粋なエゾタンポポだ。 土手にはキアゲハが多かった
河川事務所のHPを見ると、堤防の除草については、
「河川愛護意識の高揚にも有効であり、今後一層の拡大を図る。」「年2回の実施で、特に特定外来種や貴重種の植物への配慮」などが書かれていた。
ここに、絶滅が心配なヒメシロチョウにも十分配慮して、除草の時期や方法について留意して欲しいと思った。
穏やかな春の1日だった。しばらく晴天が続くようだ。