夜半からの雷鳴と激しい雷雨だった。今朝、ときおり朝日が射した。
勝手に天気の予測もせずに、トンボたちに会いに出かけた。
雨にあった翅を休めている姿が浮かぶと、じっとしていられない。
また、小さな自然の中に不思議の世界をのぞきたくなった。
どんよりした曇り空の元、車を麓に置き小高い丘の上の水辺を目指した。
途中、シオヤトンボが行き交う山道は、盛りを過ぎたウツギやヤマツツジが美しかった。
サカハチクロナミシャク
今日はトラフトンボの飛翔撮影が目的、イトトンボを観察に水辺に着くや、ポツリポツリ雨が降り始めた。
少し雨が強くなったので、水辺の大木の下に避難した。
翅を休めるお友達を捜していると、雨が水面をうち、風も出てきた。
待つこと20分、雨脚は一向に衰えずさらに激しくなった。
降り始め 豪雨だ。
風上の雲の様子は一向に明るくならず、帰る決心をした。
3台のカメラに手拭いをかぶせ、ジャンバーで隠しながら小走りに山を下った。
想像通り、ズボン下までぐっしょり、帽子もつばの裏まで雨を吸っていた。
ほうほうの体で帰宅を急いだ。
我が家も一時すごい雨だったとのこと、心配していたようだ。
こんな体験はこれまで無かった。雨に濡れに行ったようなものだった。
風呂を沸かしていてくれた。 思いがけない朝風呂に浸かりながら雨宿りの情景に思い巡らせた。
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庭の花など
ヒメシロ 2令
初収穫 3時に咲きますサンジソウ