朝8時は、「小さな旅」 只見町だった。
嬉しいことがあった。
庭を巡っていたら、梅の木の下のユキヤナギの植え込みにホシミスジを初見した。嬉しかった。
何日か前に、ひょっとしてと後を追い確認していたが、みなコミスジだった。
未だ羽化したばかりのホシミスジ、植え込みの下へ落ち、草の間を歩くように飛んだ。
弱々しく羽ばたき、既に花の終わったフタリシヅカの葉に止まった。
ゆっくり羽ばたきもした。約40年、我が家の庭にで発生繰り返している。
いよいよ絶えたかと、心配な年もあったが、毎年数頭だが、命をつないできた。
我が家にはユキヤナギ、コデマリ、シモツケと、食草がいっぱい植わっている。
ところで、ウマノスズクサもかなり増えたが、ジャコウアゲハは数年訪れていない。
町内の各家の庭にも、草花だけでなく、もっとチョウの食草を増やせないか考えている。
思えば、アゲハもキアゲハも毎年育っていたが、ここ数年はほとんど来なくなった。
本当にチョウが少ない感じがしている。
ベニシジミ、ルリシジミはときおり見かけるが、数年前まで当たり前にいたヤマトシジミもあまり見なくなった。
ともかく、理由を考えながら、何とか生き延びて欲しいと願っている。
夕方も、じっと動かないホシミスジ、今夜はここで休むのだろう。明日また会おう。
《巡った庭の景色》
スイカズラ
シモツケソウ セアカツノカメムシ
後ろ足に花粉だんご、空中で飛びながら丸められ、巣の中での保存食になる。
セイヨウミツバチ
コアシナガバチ
スイセンノウ イモカタバミ
3倍体雑種タンポポ 3齢
ドクダミ