エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ホシミスジ健在

2017-06-12 | 日々の生活

朝8時は、「小さな旅」 只見町だった。

 

  

嬉しいことがあった。

 庭を巡っていたら、梅の木の下のユキヤナギの植え込みにホシミスジを初見した。嬉しかった。

  

 

 何日か前に、ひょっとしてと後を追い確認していたが、みなコミスジだった。

 未だ羽化したばかりのホシミスジ、植え込みの下へ落ち、草の間を歩くように飛んだ。

 弱々しく羽ばたき、既に花の終わったフタリシヅカの葉に止まった。

 ゆっくり羽ばたきもした。約40年、我が家の庭にで発生繰り返している。

 いよいよ絶えたかと、心配な年もあったが、毎年数頭だが、命をつないできた。

 我が家にはユキヤナギ、コデマリ、シモツケと、食草がいっぱい植わっている。

 ところで、ウマノスズクサもかなり増えたが、ジャコウアゲハは数年訪れていない。

 町内の各家の庭にも、草花だけでなく、もっとチョウの食草を増やせないか考えている。

 思えば、アゲハもキアゲハも毎年育っていたが、ここ数年はほとんど来なくなった。

 本当にチョウが少ない感じがしている。

 ベニシジミ、ルリシジミはときおり見かけるが、数年前まで当たり前にいたヤマトシジミもあまり見なくなった。

 ともかく、理由を考えながら、何とか生き延びて欲しいと願っている。

 夕方も、じっと動かないホシミスジ、今夜はここで休むのだろう。明日また会おう。

 

《巡った庭の景色》

  

  スイカズラ

 シモツケソウ  セアカツノカメムシ

 後ろ足に花粉だんご、空中で飛びながら丸められ、巣の中での保存食になる。

  セイヨウミツバチ

  コアシナガバチ

 スイセンノウ  イモカタバミ

 3倍体雑種タンポポ  3齢

   ドクダミ

 


庭にシュレーゲルアオガエル

2017-06-12 | Weblog

 

庭のドウダンツツジの枝にカエルが止まっていた。一見してシュレーゲルと分かった。

庭にいつも見かけるのはニホンアマガエル、黒い線の斑紋がない。こんなところでと驚いた。

我が家は市街地の少し高台、付近に側溝や水場はない。

どこから来たのか。生まれはどこなのだろうか。それはニホンアマガエルも同じ、どこで生まれているのか不思議に思っていた。

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ネットの「日本のカエル」 http://www.hkr.ne.jp/~rieokun/frog/jpanfrog.htm には
「シュレーゲルアオガエル」
生態
平地から1600m程度の高地に分布し、平地と低山地では水田に、高地では湿原に多く見られます。繁殖期は、暖地で2月から始まりますが、一般には4月から5月に行います。また、高地では6月下旬から8月上旬になります。産卵場所は、畦などに掘った浅い穴や、湿地の草むら、池の岸などです。卵塊は、クリーム色の泡状です
解説
ニホンアマガエルに大きさや、色が似ているのでよく間違えられます。また、モリアオガエルの幼体や、無紋タイプのモリアオガエルにも似ていますが、ニホンアマガエルとは、鼻から鼓膜周辺にかけての黒い斑紋がないことで区別できますし、モリアオガエルとは、目の色が赤みを帯びないことで区別できます。