2017.6.18 4:08
黎明の磐梯を仰ぎ 半世紀も前の青春を思い浮かべた
ああ黎明の空の色
牧場の草は雫して
狭霧に浮かぶ浅間山
煙の高くたなびけば
この美篶刈る信濃路に
我憧れてたどり来ぬ
春は常田が花の下
唄いて行けば胸熱く
朧の月に花の香の
寄せ来る風を面に受け
思いは深きこの四歳
尽きせぬ夢を追い行かん