ヒグラシの声で目が覚める。
家人はカナカナがやかましく起こされ、鳴き声が止む5時ころからもう一寝できるという。
少し離れた我,
少し離れた我が寝室、ヒグラシの声に目覚めるが、心地よいしらべに聞き入っている。
夏の清々しい朝が、ヒグラシの声と磐梯の黎明から始まる。
階下の部屋すべてを網戸にして庭に出る。このところ雨のないうだるような暑さにアジサイもぐったりしている。
せめてもと、ホースで早朝の水まきとなる。
今年も暑い夏にお盆を迎える。
一昨日は、ラックの命日。草を刈り線香を手向けた。いまだにペットロス症候群が尾を引いている。
涼しい夜明けの数時間は至福の時間、生きる喜びが湧いてくる。
サマータイムと言うが、夜びっかりの社会はいいことはない。
最近は、晩酌後も本を開くまでもなくお休みだ。
明日も清々しい朝を迎えたい。