中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

管理釣り場

2008-04-05 12:32:06 | 渓流&管理釣り場での釣り
 先日、「管理釣り場」という所へ行ってきた。以前にも書いたが、このタイプの釣り場は、人工の池や、人工あるいは自然の川を仕切って、その中に魚を放流してもらって、それを釣るというスタイルだ。
 方々のブログ&ホーム・ページを見ていると、どうやらエサを着けるだけで誰でも簡単に釣れるタイプの釣り場を「釣り堀」、それよりも難易度が高いのが「管理釣り場」と呼び分けているようだ。その中でも、流れのある川を利用したタイプの方が池のような止水域よりも難易度が高い。
 で、今回行った兵庫県篠山市にある「篭坊アマゴ釣りセンター」は、こんな

自然の川を石で仕切った釣り場だった。
 ここのルール(他も同じようなルールらしい)は、朝に管理人のオジサンが来るまでの間は前日までに放流されたものの、釣り切られなかった魚を狙い、その後に放流してもらうというものだ。放流される量は3500円で1kg、オジサンの好意で多少オマケをしてもらったが、見た目ではこれくらいだ。


 放流の時間を指定する事も可能で、粘って残り魚を充分に釣った後に入れてもらえるのは有り難い。また、仕切ったエリアの中にいる魚はその本人しか釣ることはできないので、せっかく放流してもらった魚を他人に釣られてしまうようなことはない。

 そんな管理釣り場に本格的な渓流に行く前の腕試しのつもりで挑戦したワタシだったが、コレがなかなか難しかった。
 放流前の魚は見えたのも居たけれど、ゼロ。放流直後はバタバタと釣ったものの、すぐにスレてしまい、結局放流量の半分程度を釣るのみに終わったのだ。
 また、慣れない仕掛作りにも手間取った。いつもの磯釣り感覚で針に糸を結び、引っ張って締めるだけで、糸が切れてしまうのだ。また、8の字結びも糸が細くてフニャフニャしているのでいつもの感覚で結べない。魚が見えていて、それを釣ろうとしているときなんかは気が焦って最悪で、「老眼鏡を買おうかな?」と思ってしまいそうだった。

 家に帰ると、家族でどうやって食べようかと相談したが、いつもの塩焼きよりも、どこかでウマいと評判を聞いてきた天ぷらにチャレンジすることになった。コレが最高の味で、あっという間に完食する始末。養殖魚でこんな味なのだから、「天然や準天然の魚ならどんな味がするのだろうか?」と今から楽しみになるほどだった。

 いつもなら、この時期は「チヌでも狙うか」と磯に向かっていた。だが、ご存じだとは思うが、元々食味に関してはあまりウマイとは言えないチヌ。特にこの時期は乗っ込み(=産卵)期なので更にウマくない。パワーに関してはモチロン、チヌの方があるに決まっているが、繊細さと味で「アマゴもイイもんだなぁ~」と思う、今日この頃であった。
コメント
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