今回(3月15日)の釣行先は前回の鳥取県を流れる天神川とは大山↓
の反対側の岡山県。ジャージー牛乳で有名?な蒜山(ひるぜん)高原↓
を横切るように流れる、旭川源流一帯だ。
前日の天候は冬に逆戻りし、雪が降ったために明け方付近の道路に設置してある気温計は-6℃を指していた。そんな中でのスタートだったので、魚の食いはシブくなることが予想されていた。
夜明けと共に川の様子を見て回ったが、この一帯の特徴は水深が浅いところばかりなので、この日のように急に冷え込んだ場合には魚の逃げ場になるような淵のような深場がほとんどなく、非常に的が絞りにくい感じが漂っていた。オマケに漁協の人に聞いたところによると、成魚放流が中心らしく、それを釣りきった後は天然魚達が動き出す4月になってからが本番だというので、訪れるのを早まったような気がした。しかしながら、その分人が少なく、この日は車で結構走り回ったが、見かけた釣り人は私以外に一人居ただけだった。ただし、この一人も鑑札無しの密猟者らしく、しばらく行動を見つめた後、試しに電話をかけるフリをすると、急に竿をたたんで慌てて逃げ出す不届き者だった。したがって正規の釣り人は私一人だけと言ってイイくらいの「釣り人密度」だった。
そんな中、堰堤下に良さそうなスポット
を発見し、ここで22cmのアマゴ
をゲットし、続いてこのポイントでは小型ながら、後3匹追加できた。
ここを釣りきる?と他に良さそうなポイントを探して上流部や、支流へと移動を始めるが、どこも激浅スポットばかりで、一向に魚の気配がない。正午前まで散々探しながら竿を出したが、答えは全く出なかった。そこで、逆の発想で下流へと向かうことにした。そこで見付けたのが堰堤から、しばらく下った所の落ち込み=深瀬と呼ばれる?スポット
だった。
当初は流芯の脇を探っていたが、思わしくなく、少し下ったところのカケ上がり(=前日読んでいた本で”お勉強”していたので、低水温時はこの部分が狙い目らしいことは知っていた。)に狙いを変更すると、3投目で目印が止まった。しかし、ポジションどりが悪かったせいで仕掛と竿が下流側にかなり振られた時点でのアタリだったので、一気に走られで0.2号のハリスが飛んでしまった。
慌ててハリスを0.3号に交換し、投入し直す。何投目かに再びアタリが出たと同時にアワセを入れたが、今度は相手が警戒しているのか、ハリには乗ってこない。「アレレ?」と思ったと同時にユラッと大型の渓魚が中層で反転する姿が見えた。サイズからすると40cmを軽く越えており、体側の色が茶色がかった紫っぽく見えたので「まさかイワナ?」とも思ったが、正体は掴めずじまいだった。
しばらく同じ場所を攻めみたが、コレ以降はアタリはなくなり「しばらくポイントを休めるか?」と思い、めぼしいポイントに仕掛を打ち込みつつ歩いて移動してみたが、アタリはなく意気消沈気味に再び同じポイントへと戻ってきた。
戻ってからは気合いを入れて投入を繰り返していると待望のアタリが出た。結構強い引きがロッドを襲うが、今度は逃がすまいと横からのプレッシャーを与えてやり、しばらく耐えていると相手は8の字を描いてグルグルと回り始めた。
「そろそろ弱った頃だし、浮かしにかかるか」と引き上げ気味に竿を操作してやると、不意をついてジャンプをし始めたので、ここで正体が判った。本命ではないので、やや拍子抜け気味だが、無事玉網に収まったのは43cmのニジマス
だった。これが稚魚から育ったのか、自然繁殖したのかはワタシには判断できないが、どのヒレもキレイに伸びきっているコンディションの良い魚であったので、引きが強かいのも納得ができた。(でも、外道だけどね…。)
その後は何も起こらなかった。何とか家族の土産分を確保しようと更に移動を繰り返したが、何も起こらなかった。最終的には、鳥取県側に抜けて前回訪れた天神川でも少し竿出しをしたが、ここでも簡単に釣れる魚は残っておらず、トボトボと家路についたワタクシであった。
旭川最北部の感想だが、渓流釣りをしに来たつもりでも、源流部まで渓谷感の漂うポイントはほとんど無く、イメージとしては山里を流れる清流といった感じで緊張感の薄いロケーションだった。更に水深が浅いところが多くてポイントが絞りにくく、オイシそうなスポットの数が限られているので例え探し出しても魚がスレ始めるのが早くなりそような感じがする。ただし、その分人は少なく、ノンビリできるので牧歌的な雰囲気があるのだが…。まぁ「痛し痒し」といったところか…。
の反対側の岡山県。ジャージー牛乳で有名?な蒜山(ひるぜん)高原↓
を横切るように流れる、旭川源流一帯だ。
前日の天候は冬に逆戻りし、雪が降ったために明け方付近の道路に設置してある気温計は-6℃を指していた。そんな中でのスタートだったので、魚の食いはシブくなることが予想されていた。
夜明けと共に川の様子を見て回ったが、この一帯の特徴は水深が浅いところばかりなので、この日のように急に冷え込んだ場合には魚の逃げ場になるような淵のような深場がほとんどなく、非常に的が絞りにくい感じが漂っていた。オマケに漁協の人に聞いたところによると、成魚放流が中心らしく、それを釣りきった後は天然魚達が動き出す4月になってからが本番だというので、訪れるのを早まったような気がした。しかしながら、その分人が少なく、この日は車で結構走り回ったが、見かけた釣り人は私以外に一人居ただけだった。ただし、この一人も鑑札無しの密猟者らしく、しばらく行動を見つめた後、試しに電話をかけるフリをすると、急に竿をたたんで慌てて逃げ出す不届き者だった。したがって正規の釣り人は私一人だけと言ってイイくらいの「釣り人密度」だった。
そんな中、堰堤下に良さそうなスポット
を発見し、ここで22cmのアマゴ
をゲットし、続いてこのポイントでは小型ながら、後3匹追加できた。
ここを釣りきる?と他に良さそうなポイントを探して上流部や、支流へと移動を始めるが、どこも激浅スポットばかりで、一向に魚の気配がない。正午前まで散々探しながら竿を出したが、答えは全く出なかった。そこで、逆の発想で下流へと向かうことにした。そこで見付けたのが堰堤から、しばらく下った所の落ち込み=深瀬と呼ばれる?スポット
だった。
当初は流芯の脇を探っていたが、思わしくなく、少し下ったところのカケ上がり(=前日読んでいた本で”お勉強”していたので、低水温時はこの部分が狙い目らしいことは知っていた。)に狙いを変更すると、3投目で目印が止まった。しかし、ポジションどりが悪かったせいで仕掛と竿が下流側にかなり振られた時点でのアタリだったので、一気に走られで0.2号のハリスが飛んでしまった。
慌ててハリスを0.3号に交換し、投入し直す。何投目かに再びアタリが出たと同時にアワセを入れたが、今度は相手が警戒しているのか、ハリには乗ってこない。「アレレ?」と思ったと同時にユラッと大型の渓魚が中層で反転する姿が見えた。サイズからすると40cmを軽く越えており、体側の色が茶色がかった紫っぽく見えたので「まさかイワナ?」とも思ったが、正体は掴めずじまいだった。
しばらく同じ場所を攻めみたが、コレ以降はアタリはなくなり「しばらくポイントを休めるか?」と思い、めぼしいポイントに仕掛を打ち込みつつ歩いて移動してみたが、アタリはなく意気消沈気味に再び同じポイントへと戻ってきた。
戻ってからは気合いを入れて投入を繰り返していると待望のアタリが出た。結構強い引きがロッドを襲うが、今度は逃がすまいと横からのプレッシャーを与えてやり、しばらく耐えていると相手は8の字を描いてグルグルと回り始めた。
「そろそろ弱った頃だし、浮かしにかかるか」と引き上げ気味に竿を操作してやると、不意をついてジャンプをし始めたので、ここで正体が判った。本命ではないので、やや拍子抜け気味だが、無事玉網に収まったのは43cmのニジマス
だった。これが稚魚から育ったのか、自然繁殖したのかはワタシには判断できないが、どのヒレもキレイに伸びきっているコンディションの良い魚であったので、引きが強かいのも納得ができた。(でも、外道だけどね…。)
その後は何も起こらなかった。何とか家族の土産分を確保しようと更に移動を繰り返したが、何も起こらなかった。最終的には、鳥取県側に抜けて前回訪れた天神川でも少し竿出しをしたが、ここでも簡単に釣れる魚は残っておらず、トボトボと家路についたワタクシであった。
旭川最北部の感想だが、渓流釣りをしに来たつもりでも、源流部まで渓谷感の漂うポイントはほとんど無く、イメージとしては山里を流れる清流といった感じで緊張感の薄いロケーションだった。更に水深が浅いところが多くてポイントが絞りにくく、オイシそうなスポットの数が限られているので例え探し出しても魚がスレ始めるのが早くなりそような感じがする。ただし、その分人は少なく、ノンビリできるので牧歌的な雰囲気があるのだが…。まぁ「痛し痒し」といったところか…。