中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

泣きの一回

2015-05-23 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 実は今週末、5年ぶりに男女群島へ向かっており、そのため、「サクッ」と行きます。

 何とか、「スカッとした展開」のヒラマサ釣りがしたくて、周囲に「泣きの一回」をお願いし、またもや舞鶴沖へと向かった。
 今回お世話になったのは、東舞鶴から出港する瑞翔さん。一年ぶりの乗船となった。しかしながら、釣行前日から潮流が思わしく流れておらず、打ち合わせの段階で白石グリには向かわず、冠島周辺に向かうことが決定された。冠島周辺でも回遊することもあるが、今期に限っては「出ないことはない」であり、特に大型のヒラマサは望み薄なので、当初から、やや失意気味での出港となった。

 実釣開始早々は浅場で狙ったが、程なく小島の北西にある大グリ周辺へと移動することになった。ポイントの雰囲気からマダイ場のように感じていたが、案の定、濃いめのマキエサを続けて流していた仕掛にアタリが出た。(140mライン、発泡ウキは7番)

●引きは心地良いが…●

 走り具合からそこそこサイズのマダイと判断し、やり取りを開始するが、ヒラマサを意識した7号ハリスの敵ではなく、難なくゲットに成功する。

●69cmのマダイ●

 これを皮切りに船内各所でヒットが始まった。
 潮流の加減で、一流しに時間が掛かるため、ペースとしては遅いし、サイズは40cmほどの所謂”食べ頃サイズ”だが、一時は入れ食いに近い状態になった。

●船首でも竿が曲がる●

 その間、隣の釣り人が71cmのマダイをゲットしたものの、殆どが中小型だった。それに加えて、潮流が緩んで連発した時合いが過ぎたことが感じられたので、発泡ウキ8番+5番という、わざと高浮力側にずらせたセッティングで流してみることにする。このため、周りよりも流す距離が長くなるが、遠いポイントでアタリを出すことで良型を出そうという算段だ。
 しかし、このセッティングでもサイズは変わらず、中小型のみがアタるだけで時間が過ぎていった。そして、早、夕刻を向かえるに至った。

●残り時間は2時間…●

 そうこうしているうちに、ホンダワラ(海藻)の、切れ端の塊が流れてきたので潮が変わることを察知した。そして、日が傾きだしたここからは、エサ取りが減ることが予想されるので、発泡ウキを外して水中ウキ(浮力のない、水中帆の役割をするタイプ)を装着することにした。釣り始めから比べると、かなり緩んでしまった潮に少しでも乗せようとする考えだったが、同時に早く底潮に馴染ませるために手たぐりでの送り出しを30mに増やしてみることにした。
 そしてこの狙いがハマって、140mラインで大きく道糸が走った。

●狙い通りのアタリ●

 初っ端のサイズよりも明らかに小さいが、心地良い引きを味わいながら、これまた難なくゲットに成功した。

●55cmほどのマダイ●


 「所詮は中型のマダイ」と言われても仕方がないが、「この日のアベレージサイズより良型のマダイ」を狙って、その通りの展開になったことは嬉しい限りだった。だが、ここで時間切れとなって、ついに打ち止め。これまた当初からの予想通りだが、ヒラマサは出ずじまいに終わった。

 今後しばらくの間、舞鶴方面への釣行予定はなく、春ヒラマサ狙いはこれで終わりだ。5回の釣行で94cm、80cmの2本という、思わしくない成績だったが、来月からは玄達瀬での超大型狙いが始まるので、仕切り直し後の、そちらでの釣果に期待を膨らませている。「目指せ130cm級!」だ。
コメント
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