これでようやく2回目の春季釣行。今回も経ヶ岬沖には違いないのだが、いつもの白石グリとは違って岬をぐるっと周った先の中浜沖への釣行だ。
というのも白石グリは絶不調で、ヒラマサは小マサクラスがポツリポツリとしか出ておらず、大型に至っては例年に比べて確率は低いどころかほとんど出ていないからだ。
乗船したのは西舞鶴(和田)から出ている大海丸さん。この地区の大型魚狙いでは一二を争う船長の案内で現地へと向かった。
■西からの潮■
経ヶ岬沖の例に漏れず、中浜沖でも本命潮とされている西からの潮が流れていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/37/4f59f1b7a2498c47d1f4b64657dbc43f.jpg)
一投目では流速を計るため水中ウキ(帆)を着けたのみの状態で流してみたが、やや緩いものの、この日の前日までの状況と変わっており、期待の持てる状況だった。
船長の説明によると「35m程の水深で、起伏の激しい地形が続く。」という事だった。予想はしていたが、一投目からの回収では簡単にエサが盗られた事と地形から、「玄達瀬の展開と同様に」と判断し、次の流しでは発砲ウキ8番を装着してみたが、これでもエサが盗られてダメ。次いで8番+7番にしたところ、僅か27mでラインが走った。
引き味から小マサと判断。そしてその通り、今期の1本目を簡単にゲットできた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/7f/f9cfdb57e7586e56cead910c75aade02.jpg)
続いて、ポンポンと2本釣って「型はもう一つだけど、今日は楽勝!」と思った矢先に急転直下、潮流が止まってしまった。
■オキアミ・シャワー攻撃■
ほとんど潮が動かない状況の中、気持ちを切らさずせっせと撒きエサを続け、仕掛けを流し込んでいた。アタリが途切れて1時間以上も経っていたが、送り出しを5mだけ取り、発砲ウキ8番+8番のセッティングで流そうとしていると、仕掛けが馴染んだばかりの6mで何とアタリが出たのだ。但し、これには慌ててしまい、アワセる事が出来ずにハリ外れとなったが、「もしかすると全く沈ませる必要がないのでは?」と思い、発砲ウキ8番+8番+7番で流してみると、ポツリポツリとアタリが出始めるようになった。
この状況は過去に鷹巣沖で経験していて、ほとんど動かない潮流であっても、ヒラマサが着いている瀬に船位を近付けて、真上に近い位置から撒きエサを続けていると、何かのスイッチが入った瞬間にだけ急浮上してエサを拾う事がある。上から降り注ぐオキアミに真下から喰い上がる様から、これを「オキアミ・シャワー攻撃」と晴海丸の松井船長と笑いながら言っていたが、潮流に敏感なヒラマサが、こんな状況下で何故反応するのかはよく解らない。だが、諦めずに続けていると、「こんな事もある。」と、この記事を読んだ方は頭中の引き出しの片隅に入れておいて欲しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/0f/38576a3f8e898b2233ef3f62054dbc35.jpg)
で、ここからも「8番+8番+7番~8番+7番」と、エサの盗られ具合で浮力を変化させてポツリポツリとアタリを拾い、カウント数も上がっていった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/9b/d9999aa8a859236a3fbeecd6d15518e9.jpg)
焦れる時間も結構あって、スカッとはしなかったが、気付けば8本の中~小マサをゲットしていた。しかしこういう状況だから、ハリ掛かりが悪く、3本もロストし、大型も出なかったが、それも仕方がない。まずは顔を見られただけでも良しとしよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/43/8c0ddc6054d8f1a63f837ca07cd54d9a.jpg)
中々調子の上がらない経ヶ岬沖だが、このままでは終わらない感があるので、今後に期待する。チャレンジはまだまだ続く…。
というのも白石グリは絶不調で、ヒラマサは小マサクラスがポツリポツリとしか出ておらず、大型に至っては例年に比べて確率は低いどころかほとんど出ていないからだ。
乗船したのは西舞鶴(和田)から出ている大海丸さん。この地区の大型魚狙いでは一二を争う船長の案内で現地へと向かった。
■西からの潮■
経ヶ岬沖の例に漏れず、中浜沖でも本命潮とされている西からの潮が流れていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/37/4f59f1b7a2498c47d1f4b64657dbc43f.jpg)
●50mあたり4分30秒●
一投目では流速を計るため水中ウキ(帆)を着けたのみの状態で流してみたが、やや緩いものの、この日の前日までの状況と変わっており、期待の持てる状況だった。
船長の説明によると「35m程の水深で、起伏の激しい地形が続く。」という事だった。予想はしていたが、一投目からの回収では簡単にエサが盗られた事と地形から、「玄達瀬の展開と同様に」と判断し、次の流しでは発砲ウキ8番を装着してみたが、これでもエサが盗られてダメ。次いで8番+7番にしたところ、僅か27mでラインが走った。
引き味から小マサと判断。そしてその通り、今期の1本目を簡単にゲットできた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/7f/f9cfdb57e7586e56cead910c75aade02.jpg)
●65cm程の小マサ●
続いて、ポンポンと2本釣って「型はもう一つだけど、今日は楽勝!」と思った矢先に急転直下、潮流が止まってしまった。
■オキアミ・シャワー攻撃■
ほとんど潮が動かない状況の中、気持ちを切らさずせっせと撒きエサを続け、仕掛けを流し込んでいた。アタリが途切れて1時間以上も経っていたが、送り出しを5mだけ取り、発砲ウキ8番+8番のセッティングで流そうとしていると、仕掛けが馴染んだばかりの6mで何とアタリが出たのだ。但し、これには慌ててしまい、アワセる事が出来ずにハリ外れとなったが、「もしかすると全く沈ませる必要がないのでは?」と思い、発砲ウキ8番+8番+7番で流してみると、ポツリポツリとアタリが出始めるようになった。
この状況は過去に鷹巣沖で経験していて、ほとんど動かない潮流であっても、ヒラマサが着いている瀬に船位を近付けて、真上に近い位置から撒きエサを続けていると、何かのスイッチが入った瞬間にだけ急浮上してエサを拾う事がある。上から降り注ぐオキアミに真下から喰い上がる様から、これを「オキアミ・シャワー攻撃」と晴海丸の松井船長と笑いながら言っていたが、潮流に敏感なヒラマサが、こんな状況下で何故反応するのかはよく解らない。だが、諦めずに続けていると、「こんな事もある。」と、この記事を読んだ方は頭中の引き出しの片隅に入れておいて欲しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/0f/38576a3f8e898b2233ef3f62054dbc35.jpg)
●中盤以降は大で78cm●
で、ここからも「8番+8番+7番~8番+7番」と、エサの盗られ具合で浮力を変化させてポツリポツリとアタリを拾い、カウント数も上がっていった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/9b/d9999aa8a859236a3fbeecd6d15518e9.jpg)
●釣友も拾い釣り●
焦れる時間も結構あって、スカッとはしなかったが、気付けば8本の中~小マサをゲットしていた。しかしこういう状況だから、ハリ掛かりが悪く、3本もロストし、大型も出なかったが、それも仕方がない。まずは顔を見られただけでも良しとしよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/43/8c0ddc6054d8f1a63f837ca07cd54d9a.jpg)
●手前の8本が私の釣果●
中々調子の上がらない経ヶ岬沖だが、このままでは終わらない感があるので、今後に期待する。チャレンジはまだまだ続く…。