秋のクエ釣りもこれで9回目。今年の最終釣行で向かったのは兵庫県但馬海岸の柴山。今回は落とし込みや完全フカセでいつもお世話になっている豊洋丸さんに乗船した。
当日は本来、落とし込みで予約を入れていたのだが、夜のクエ釣り便で出港することを聞きつけて、急遽ダブルヘッダーでのチャレンジになった。
第一部は落とし込み。秋本番とあって期待していたのだが、東方向からやって来る下り潮(逆潮)が、やや速めに差していた。この潮になると、特に水温が下降する時期には低活性となる場合が多い。
実際、ベイトを掛けても本命魚がかからない状態が続いていた。また、そのベイト自体にも問題があった。サバは20cmオーバーで大きすぎる上に暴れまわって周りの釣り人とのオマツリが連発し、アジやイワシ類は小さすぎてなかなかハリに掛からなったのだ。
そんな中、苦心惨憺の末に本アタリを捉えたのは正午を眼の前にした時間帯だった。
●掛かった頃から招待は判っていたが…●
そこから何とか95~85cmのブリをポツポツとゲットしていった。
●小さい方●
しかしながら、最終集計ではブリを合計3本釣ったのみ、欲しかったヒラマサやヒラメ、アコウといった魚は全くゲット出来ずに納竿時間がやってきた。
次いで、クエ釣り。前回もそうだったが、下り潮(逆潮)では望み薄なのは分かっていた。それでも前回は最終局面で底潮が上り潮(本潮)になって、18kgが出たので、それを期待して最後まで釣り切ったが、今回については好転することはなかった。
●一切曲がらず、The End.●
年内に残す釣行回数は1~2回となった。これからは恐らくメダイ狙いになると思うが、今年は好調だと聞いているので、その波に乗れるうちに釣行したいが、副業(?)が繁忙期に差し掛かった事に加え、吹き始める季節風の影響が出るだろうから、ままならないかも知れない。