■松原湖高原キャンプ場■
今年の夏休みも東京在住の友人家族と連れだって松原湖高原キャンプ場へ避暑に向かった。
このキャンプ場は、関西方面からは中央道長坂インターを降りて、八ヶ岳の麓を回り込むかたちで、反対側の小海町方面まで向かい、そこから八ヶ岳に向かって斜面を上がった中腹にある。

途中の、野辺山あたりは高原野菜の一大産地になっており、地採れのレタスやキャベツが都会の半額近い価格で提供され、その他の野菜や果物も格安で提供さる産地直売所が点在している。その中の、ヤマホ青果「びっくり市」で、キャンプの食材調達を行った。

■キャンプの味わい■
なんだかんだで、キャンプ場に着き、二家族でレイアウトを考えて、寝室であるテントとリビングルームになるスクリーンタープ、そしてキッチンスペースを組み立て、設置が完了する。

キャンプと言えば、ボクの場合は少年期の”秘密基地での遊び”を思い出す。
ボクの実家のある、西宮市の南部は、”灘五郷”の一つとされ、日本酒の一大産地だ。今でこそ、日本酒の販売量が落ちたために縮小傾向にあるが、ボクが少年期の頃はまだまだ隆盛を誇っており、酒蔵の敷地を始め広大な土地を所有していた。その中に一升瓶が6本入る、木製のコンテナケースを保管する場所があって、ボク達子供はそこに忍び込んで基地を作っていた。作り方は積み上げたコンテナケースの、応力の掛からない部分を抜き取る、ゲームでいうところのジェンガの要領で、中間を抜き取っていって内部に空間を作るだけのことなのだが、中には凝った作りもあって、他に基地を作るグループと「どれが、カッコイイか」を競い合う部分もあった。

その時の感覚と、キャンプ場に来る前から「今年はこんなレイアウトにしよう」とか、「こんなグッズを持ち込んで組み付けてみよう」と、アレコレ考えて実際に現地で設置する時の感覚は似通っている。まさに「三つ子の魂百までも」と言うべきか?、「いつまで経っても精神状態が子供のまま」と言うべきか?である。
そう言えば、キャンプ場で夜にする焚き火も、少年期に実家近くの、甲子園の浜で経験したことの再来だ。

日頃の喧噪を忘れ、ただひたすらに飲み食いをし、ただひたすらに遊び、何にも考えずにボケ~っとできるのもキャンプの楽しみなのだが、案外、少年期の思いに立ち戻ることも楽しみの一つであるのかも知れない。
そんなこんなの2泊3日がアッという間に過ぎ、西宮市内に帰ると最高気温36℃以上の日々が待っていた。キャンプ場の日中は気温30℃を切り、明け方は恐らく20℃を切っており、別天地だっただけに暑さが堪える。「これぞ都会の現実」と諦め、労働の日々を送る今日この頃なのである。
今年の夏休みも東京在住の友人家族と連れだって松原湖高原キャンプ場へ避暑に向かった。
このキャンプ場は、関西方面からは中央道長坂インターを降りて、八ヶ岳の麓を回り込むかたちで、反対側の小海町方面まで向かい、そこから八ヶ岳に向かって斜面を上がった中腹にある。

●八ヶ岳を望む●
途中の、野辺山あたりは高原野菜の一大産地になっており、地採れのレタスやキャベツが都会の半額近い価格で提供され、その他の野菜や果物も格安で提供さる産地直売所が点在している。その中の、ヤマホ青果「びっくり市」で、キャンプの食材調達を行った。

●直売所の店内●
■キャンプの味わい■
なんだかんだで、キャンプ場に着き、二家族でレイアウトを考えて、寝室であるテントとリビングルームになるスクリーンタープ、そしてキッチンスペースを組み立て、設置が完了する。

●今年のレイアウト●
キャンプと言えば、ボクの場合は少年期の”秘密基地での遊び”を思い出す。
ボクの実家のある、西宮市の南部は、”灘五郷”の一つとされ、日本酒の一大産地だ。今でこそ、日本酒の販売量が落ちたために縮小傾向にあるが、ボクが少年期の頃はまだまだ隆盛を誇っており、酒蔵の敷地を始め広大な土地を所有していた。その中に一升瓶が6本入る、木製のコンテナケースを保管する場所があって、ボク達子供はそこに忍び込んで基地を作っていた。作り方は積み上げたコンテナケースの、応力の掛からない部分を抜き取る、ゲームでいうところのジェンガの要領で、中間を抜き取っていって内部に空間を作るだけのことなのだが、中には凝った作りもあって、他に基地を作るグループと「どれが、カッコイイか」を競い合う部分もあった。

●裏側の様子●
その時の感覚と、キャンプ場に来る前から「今年はこんなレイアウトにしよう」とか、「こんなグッズを持ち込んで組み付けてみよう」と、アレコレ考えて実際に現地で設置する時の感覚は似通っている。まさに「三つ子の魂百までも」と言うべきか?、「いつまで経っても精神状態が子供のまま」と言うべきか?である。
そう言えば、キャンプ場で夜にする焚き火も、少年期に実家近くの、甲子園の浜で経験したことの再来だ。

●焚き火台の炎●
日頃の喧噪を忘れ、ただひたすらに飲み食いをし、ただひたすらに遊び、何にも考えずにボケ~っとできるのもキャンプの楽しみなのだが、案外、少年期の思いに立ち戻ることも楽しみの一つであるのかも知れない。
そんなこんなの2泊3日がアッという間に過ぎ、西宮市内に帰ると最高気温36℃以上の日々が待っていた。キャンプ場の日中は気温30℃を切り、明け方は恐らく20℃を切っており、別天地だっただけに暑さが堪える。「これぞ都会の現実」と諦め、労働の日々を送る今日この頃なのである。
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