都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
最初に言及しておくのは、謂わば「原天狗」とも言うべき存在だと考えられます。
これは大陸での「天狗」と、それを直輸入した我が国最初期の天狗像です。つまり、端的に言えば、虚空を飛ぶ尋常ならざるものを指す言葉で、むしろ天文現象であり、後の民俗伝承的な天狗とは異なるものだと考えられているのです。
そもそも大陸における天狗とは、尾を引く流星又は彗星の事を指します。実際に司馬遷(シーマー・チェン:BC80年の11月 6日没)の「史記」や「五雑俎(ござっそ)」などの文献では音を発して飛ぶ星を天狗星と称しています。さらに「史記」には、奔星(ほんせい:流星)の墜ちた所には狗(いぬ)の様な生き物が見られると記しています。この一種の雷獣のような異獣の伝承から流星を「天の狗(てんのいぬ)」と呼んだのだと思われます。
大陸の伝承では、天が見させてくれた皆既日食「天の狗」が約束のように来て太陽をかじった。つまり、日食は「天の狗」が太陽をかじったとされていたのです。
日本では天狗は山の精、川の精、もしくは古木の精とも考えられている、山の妖怪の代表のひとつです。
山伏の姿で赤い顔と高い鼻を持ち、長くて白い鬚を生やしているという。手には羽団扇 (はねうちわ)を持っているという。 そして、怪力で、様々な妖術を使うといわれます。
江戸時代中期までに完成したとされる書「天狗経」によると、日本全国の山々には、名の知られた四十八の大天狗と、12万5千5百の天狗が棲んでいるとされています。
「天狗」には種類もかなりいて、「大天狗」「小天狗」「木の葉天狗(小天狗のことだともいい、「木っ葉天狗」ともいう)「烏天狗(からすてんぐ)」など、様々いるのです。
「小天狗」の能力は低いらしい。彼等は「天狗(大天狗)」の手下であるという。「烏天狗」は「大天狗」の子分だといわれ、よく「大天狗」に率いられて、全国の山々を駆け巡ったといわれています。
「天狗」の中でも有名なものは「鞍馬天狗(くらまてんぐ)」であろう。かの、「源義経(みなもとのよしつね)」がまだ、「牛若丸」」と呼ばれていた頃に、彼に剣術を教えた鞍馬山に棲む天狗でしょう。
仏教僧は、悟りを開き、徳をつみ、仏の国といわれる極楽浄土へと昇っていく。ところが、邪心を持ったり、戒律をやぶったり、淫欲や食欲に落ちぶれた者は、魔道に堕ちる。この魔道のことを「天狗道」と呼び、その者は「天狗」に生まれ変わってしまうのです。
また、そこから、仏教僧たちは二つの道に別れます。
まず、生前にいくらか、善の心を持っていた僧は、「善天狗」となり、修行僧の守護や、参拝客を事故や魔物から守るのです。
一方「悪天狗」は、生前悪心のあった僧が生まれ変わり、修行僧のさまたげをして、同じ「天狗道」に落とそうと狙っています。
また、「祟徳上皇(すとくじょうこう)」は平家一門の企みによって、無理に退位させられ、保元の乱に敗れて四国に流されたまま、恨みながら死んでいった。
しかし、一説では生きながら魔道に堕ち、天狗になったという説もあります。
起源としては、「旧事記(くじき)」(聖徳太子と蘇我馬子らが共に編まれた日本最初の修 史)という、「古事記」より、もっと古くに記されていたとされる神話には「素戔鳴尊(すさのおのみこと)」の体内から猛気が吐物となって出され、それが変化して「天狗神(あまのざこがみ)」となったと記されています。
これが天狗の元祖であろうと、江戸時代の天狗論者、諦忍(たいにん)が「天狗名義考」に記しています。
鞍馬寺は奥の院魔王殿、その付近はいつも不思議な霊気が漂っている。昼なお暗い杉 木立の中、むき出しに累々とした奇岩は、2億5千年前に海底から隆起した水成岩である。
時空を超えて地球にやってきたサナート・クマラの舞台にふさわしい。鞍馬はサナート・クマラの音写といわれる。
ヒマラヤ山中でおこなわれている満月際と同じ祭りが鞍馬で行われているのは、全くの偶然だろうか。不思議だ。
五月満月(ウエサク)際:5月の満月が中天にかかる頃、ろうそくを手にした大勢の参拝者が黙々と本堂に集まって、霊水と護摩供(ごまく)を受け、月が輝きを失う未明までみんなで祈りを捧げる誠にエキゾチックな祭りである。
この満月祭は、南方仏教の祭りである「ウエサク祭」の影響が強い。
悪天狗:山神山霊には荒魂的荒暴があり,暴風雨を起こし,怪音を発し人をさらうと信じられ たから,これが天狗に投影されて悪天狗の恐怖が生まれたのです。
善天狗:修験道の寺院や霊場や修行者を守る護法善神で,〈南無満山護法善神〉といって礼拝される。 護法童子(護法),金剛童子としてまつられるのはその山の山神(山の神)たる天狗です。
烏天狗(からすてんぐ):山伏や修験者などの山に住む修行者であったとか、山岳民族であっ たともいわれており、そういった山に住む人々に自然の猛威や山賊・盗賊の恐怖を重ねたものが烏天狗であると考えられる。
鴉天狗(からすてんぐ)
鞍馬天狗(くらまてんぐ)
大天狗(おおてんぐ)
魔王大僧正(まおうだいそうじょう): 襟立衣は天狗の総大将と言われる鞍馬の魔王大僧正の衣とされている。魔王大僧正は鞍馬寺の本尊である多聞天の夜の姿で、絶大な除魔招福の力を持っており、牛若丸に武術と兵法を教えたと言われている。
太郎坊(たろうぼう)
小天狗(こてんぐ)
鼻高天狗(はなたかてんぐ)
魔王尊(まおうそん):毘沙門天(サナート・クマラ)で,今から650万年前、はるか宇宙のかなたの金星から、白熱の炎に包まれ天地を揺るがす轟音とともに鞍馬山に降臨した。地上の創造と破壊を司る「「護法魔王尊」といわれる。
木の葉天狗(このはてんぐ)
木っ葉天狗(こっぱてんぐ)
狗賓(ぐひん)
天河の神(テンゴヌカミ)
飯綱権現(いいづなごんげん)
加藍坊(がらんぼう)
川天狗(かわてんぐ)
一品宝珠権現(いっぽんほうじゅだいごんげん):宝珠は潮満つ珠、潮干る珠で、一品法壽は水の神のことである。
天狗(てんこう)
天狗様(てんぎゃん)
山天狗(やまてんぐ)
狗賓様(ぐひんさま)
狗賓さん(ぐひんさん)
守護神様(しゅごじんさま)
芝天狗(しばてんぐ)
祟徳院(すとくいん)
秋葉三尺坊(あきばさんじゃくぼう)
自惚天狗(うぬぼれてんぐ)
尼法師天狗(あまほうしてんぐ)
女天狗(めてんぐ):女性の天狗。女天狗は驕慢な性格の尼法師がなるもので、顔は天狗に似るが、もとが尼のために頭は剃髪しており、背に翼を持ち、法衣を身にまとっているという。男性の天狗が各時代で様々な性格的変容を見せるのとは違って、女天狗は邪であるか、もしくは、尊ばれるほどの霊力を持たない存在のようです。
天狗裸子(てんぐのはだかご)
天狗(あまきつね)
天狐(あまつきつね):日本で最初に記された天狗は、『日本書記』に見える流星の描写であり、「天狗(アマツキツネ)」と呼 ばれたもの。こ れすなわち、千年を生きるといわれる霊獣であり稲荷信仰にも繋がる「天狐(てんこ)」と同一のものとされています
天狗(あまつととね)
鳶天狗(とびてんぐ)
・・・
まだまだいるようですがこの辺で・・・。
したっけ。