団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「桜の花が散った夜」

「ぐる」の語源について考える

2009-08-21 12:35:12 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

Photo じつは、この「ぐる」という言葉は、江戸時代から使われていた日本語なのです。

昔は「」のことを「ぐる」と言っていましたし、また、回転するものを「ぐるぐる回る」とか 「ぐるぐるに巻く」とか表現していました。

本来は「ぐるぐる」の意味で、輪になっているものを言うことなのです。Photo_2

昔、悪いことをする仲間は、もともと輪になってものを言っていた。車座になって座り込み、あれこれ悪事を企んだ事から、そうした仲間を「グル」と呼ぶようになったのです。

長いものがぐるぐる巻き付いてまとわりつくことから来ている言葉だとする説もあります。

「ぐる」は「ぐるぐる」という意味で、江戸末期の歌舞伎では「共謀」を「グル」と読んだ例があるそうです。Photo_3

Photo_4   Photo_5 Photo_6人形浄瑠璃歌舞伎の演目「菅原傅授手習鑑(すがわら でんじゅ てならい かがみ)※1」にも「百姓共も共謀(ぐる)になって・・・」と出てくる、れっきとした日本語起源の言葉だったのです。

Photo_7大菩薩峠2」の中にも「お滝とお前と共謀<ぐる>になってお松を誘拐<かどわか>して売ったに違いない・・・」という台詞があります。

「グループ」の「グル」だとする説があるようだが、英語が「歌舞伎」や「浄瑠璃」に出てくるわけもなく、論外です。

何故「ぐる」が悪い仲間だけに使われるようになったのかは分かりません。私説ですが言葉の響きが何故か悪そうに聞こえますよね。

1菅原傅授手習鑑」は平安時代の菅原道真失脚事件を題材にしています。

2大菩薩峠(中里介山作)」は机龍之助が大菩薩峠で旅の老巡礼を理由なく斬り殺すところから始まるとてつもなく長い小説です。

したっけ。

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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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