団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「虹という字は何故虫偏なのか」について考える。

2009-08-17 13:21:54 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

Photo_9 漢字では、偏とその文字の意味とに深いつながりがあります。「さんずい」がつけば、海・河・湖・湿・涼と、大体水に関係のある文字が集まっています。

しかし、偏と字義との間のつながりが解らない文字もいくつかあります。この「虹」という字もその一つです。あの大空に架かる美しい「」と、「」との間にどんな関係があるというのでしょうか。

「虹」と結びつく「虫」は、実は昆虫ではなく「」なのです。古典文学では、獣・鳥・魚以外の小Photo_10 動物を広く虫ということが多いのです。蛇といっても、アオダイショウやヤマガシラではありません。想像上のPhoto_12動物、中国由来の伝説上の生物「」のことなのです。

Photo_11 竜は神獣・霊獣であり、「史記」における劉邦(りゅうほう)」出生伝説以来、中国では皇帝のシンボルとしてあつかわれたのです。

「竜」は、普段は水中か地中に潜んでいます。時が来れば、その啼き声によって雷雲や嵐を呼び、また竜巻となって天空に昇り自在に飛翔すると言われるのです。

雷鳴を伴った激しいにわか雨の後、大空に架かった大きなPhoto_13 「虹」を見て、それを「竜」の姿に見立てたとしても不思議ではありません。

それで、「」には「蛇(竜)」を表す虫偏がついているのです。

夕立の後で、空を見上げてみてください。竜が空に向かって昇っているかも知れません。

おまけの雑学

 旧字は「龍」だが字としては「竜」のほうが古く、甲骨文字から使われている。荘厳にするため3_2 2_2 Photo_14 Photo_15 複雑にしたのが「龍」である。「龍」は今日でも広く用いられ、人名用漢字にも含まれている。

 竜は中国や日本では神様、ドラゴンは悪魔の化身とされています。

りゅう【竜】

想像上の動物。体は大きな蛇に似て、4本の足、2本の角、耳、ひげをもち、全身鱗(うろこ)に覆われている。多く水中にすみ、天に昇り雲を起こして雨を降らすという。

竜神や竜王はこれを神格化したもの。たつ。

ドラゴン【dragonPhoto_16

ヨーロッパの伝説上の怪獣。翼と爪と蛇の尾をもつ爬虫類で、口から火を吐くとされる。竜。

したっけ。

中国では青竜(せいりゅう)鳳凰(ほうおう)霊亀(れいき)麒麟(きりん)を四瑞(しずい)として尊ばれる。

コメント (1)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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