団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「おとうさんのただいま」【児童】
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お線香のはじまりについて考える

2009-08-15 09:44:48 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

Photo お線香の起源は1400年以上昔の、聖徳太子の時代にさかのぼります。推古天皇3年(595年)淡路島香木「沈香」が漂着したのがはじまりとされ、仏事や神事に使われるようになりました。現在のような棒状(スティックタイプ)の線香になり一般的に使われるようにまったのは江戸時代初期といわれています。

江戸時代では時計の代わりとしても使用され、禅寺では線香が1本燃え尽Photo_2 Photo_3 きるまでの時間(約40分)を一炷(いっちゅう)と呼び、坐禅を行う時間の単位としたほか、遊廓では1回の遊びの時間をやはり線香の燃え尽きる時間を基準として計ったが、中には線香を途中で折って時間を短縮させる遊女もいた。

お線香の産地

主に、近畿地方の堺・京都・大阪・淡路・播州や関東地方の日光などで生産され、産地それぞれの特色が生かされています。Photo_4

Photo_6

お線香の種類

使用される原料によって、以下の「匂い線香」と「杉線香」の2種類に区別されます。

匂い線香

椨(たぶ)の木の皮を基材として、香木や香料を各種調合したお線香です。ご家庭で使用されているお線香の大部分を占め、最近では、炭を原料にした煙の少ない匂い線香も人気を集めています。

椨(たぶ)の木:朝鮮語の方言におけるトンバイ(独木舟)がなまってタブとなり、タブを作る木の意、とする説がある。分布:本州、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、中国、台湾、フィリピンの山地上部を除き、広く見られる。沿海地に多い。

杉線香

杉の葉の粉末を原料として、杉特有の香りのお線香で、主にお墓参りなどに使われます。Photo_7

香港台湾などでは、中国語で「盤状香 pánzhuàngxiāng」と呼ばれる渦巻き型の線香を寺院 に吊して祈願することがよく行われており、大型のものでは、連続ひと月近くも燃え続ける例があります。太く長い棒状によったものを巻き付けて作り、渦巻き状に打ち抜く蚊取り線香とは成形方法が異なります。Photo_8

お線香とお香の違い

原料や作り方など、基本的なことは「お線香」も「お香」もまったく同じです。どちらかといえば、「お香」は薫りを楽しむためのものであり、「お線香」は仏事などに用いられます。ただ、香りの好みで「お線香」を「お香」として使ってもかまいPhoto_10 ません。

お線香の選び方

基本的には薫りで選びますが、人それぞれの好みがありますので、自分に合ったお線香を選べばいいのです。

機能的には煙の量の多少にわかれます。

お線香の原料

お線香は、さまざまな原料の調合によって作られます。主に天然原料で、その多くは漢方薬としても用いられています。代表的な原料は、椨(たぶ)・沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)・桂皮(けいひ)・丁子(ちょうじ)・大茴香(だいういきょう)などです。

お線香をあげる理由

お線香をお供えすることは、香煙を通じて仏様とお話しすること。また、自分の身を清めるためであり、仏様の食事という意味合いもあるようです。なによりも、よい香りで心を落ち着け、仏様と向き合うことに大きな理由があると言われています。

おまけの雑学 「黄八丈」

八丈島に、古くから伝わる絹織物、「黄八丈」は、椨の木:タブノキ(島ではマダミと呼ばれPhoto_9 る)の樹皮を、染料として利用した。黄八丈の色は、黄色を主にして、樺()色、黒とあり、タブノキは樺色の染料にする。今で言えば、草木染めである。国の伝統工芸品に指定されている。

ちなみに「八丈島」と言う地名は、この特産品である絹織物の名が、そのままついた。八丈島には、古くから都の流人によって、絹織物の技術が伝えられた。1丈は約3mで、8丈の長さで絹織物は織られた。美濃八丈、尾張八丈、秋田八丈など各地に特産品がある。

したっけ。

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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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