団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「こじつける」の「こじ」は何なのかについて考える

2009-10-07 11:15:21 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

こじ-つける

[動カ下一][文]こじつ・く[カ下二]関係のない物事に無理に理由をつけ関係づける。また、無理に理屈づける。「あとから・けた理由」

辞書:大辞泉

語源を調べていると、「こじつけ」としか思えないような説に出会うこともあります。例えば、Photo_2 「ごまかす」という言葉の語源であす。一説には、江戸時代文化文政期(18041830)に「胡麻胴乱(ごまどうらん)」という流行した菓子があり、見かけは大きく立派な菓子だったが、中身は空洞ですかすかだった。そこで、「胡麻菓子」が「ごまかす」となったという。

 しかし、「ごまかす」という言葉には、このほかにも数種の語源説があって、由来ははっきりしない。少なくともこの「胡麻菓子」説は、「こじつけ」のようなのです。

 それに比べれば、この「こじつける」という言葉の語源は「こじつけ」ではなく、かなりハッキリしています。「故事つける」あるいは「古事つける」から生まれたと考えられます。

 昔も、知識や学問を悪用して、適当な故事にこじつけては、黒を白と言いくるめる人がいたようです。

 Houkouji_01 Houkoujikanemei1 豊臣家は終焉(しゅうえん)を迎える、大阪冬の陣※の口実として使われたのは、方広寺(京都市東山区)の梵鐘(ぼんしょう)に刻まれた「国家安泰」「君臣豊楽」という銘文だったのです。「『家』と『康』に名前を分断した表現を使って徳川家をのろい、豊臣家の繁栄を願ったものだ」と解釈され、家康が怒って挙兵に至ったというのです。

 家康が豊臣家を滅亡させるための、「こじつけ」でといえるでしょう。

大阪冬の陣

慶長19年(1614年)冬、京都、方広寺の鐘銘事件を口実に徳川家康が豊臣氏を大坂城に攻めた戦い。秀頼の軍の奮戦で城は落ちず、いったん和議を結んだ。

大阪夏の陣《参考》

元和元年(1615年)夏、徳川方が冬の陣の和議の条件に反Photo して大坂城内堀を埋めたため豊臣方が兵を挙げ、徳川家康らに攻め落とされた戦い。淀君(よどぎみ)と秀頼の母子は自害し、豊臣氏は滅亡。

したっけ。

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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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