団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖

都月満夫の短編小説集2

「羆霧(くまぎり)」
「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

地域でずらして春秋五連休について怒る!!!!!

2010-03-04 18:05:54 | ニュース

何を考えるのかと思いきや、「地域でずらして春秋五連休」。バカか!いい加減にしろ!

観光業界が活性化するだと。バカか!日本国民全てが観光業界で働いているわけじゃない。今は江戸時代じゃないんだよ。地域だけで経済活動が成り立ってるわけじゃないんだ。飛脚が手紙配達してる時代じゃないんだ!

 そんなもんずらしたら、余計にややこしくなって混乱するのは火をみるより明らかじゃないか。今はコンピュータで北海道と沖縄にいたって瞬時に取引が成立する。そんなこともわかんないで、政治なんかやるなよ。バカか!

 パート労働(非正規社員)を減らして正規雇用の促進をといいながら、国民をシフトで休ませようなんて、パート労働者並の扱いじゃないか。バカか!

 そんな余計なお世話なこと真面目に考えているなんて信じられねえ。

 カレンダーには、世界の歴史ってもんが刻まれているんだ。暦には、日本の風情ってもんが培われているんだ。そんなに簡単に変えられて堪るか。

 祝日や休日にはそれなりの歴史や意味があるんだ。

ただ、金配ればいい。休みをやればいい。我々を馬鹿にするな。

 ママから小遣い貰って生きてる人間と一緒にすんな!

 混んでいるから、行きたくなる。皆が休みだから自分も休みたい。そうやって生きているんだ。ガラガラの観光地の何処が面白いんだよ。何とか宿を探していくから意味があり愉しいんだ。俺たちの愉しみを奪うな!

 豆が欲しいか、ほらやるよって・・・、国民は「はとぽっぽ」じゃないんだ。バカか!

 オレは大反対だ!

 この意見に賛成の諸氏は自分のブログで、国民は「はとぽっぽ」じゃない!と声を上げようじゃありませんか。

したっけ。

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本当の「赤い靴」について考える

2010-03-04 09:53:50 | 神話・御伽噺・民話・伝説

Photo貧しい少女カーレンは、病気の母親と2人暮らしえした。ある日、靴を持たない彼女は足に怪我をしたところを靴屋のおかみさんに助けられ、赤い靴を作ってもらいます。

その直後、看病も虚しく母親は死んでしまったのです。カーレンは母親の葬儀に赤い靴を履いて出席し、それを見とがめた老婦人は彼女の境遇に同情して養女にました。

  こうしてカーレンは、老婦人の家でくらすことになりました。Photo

 それからカーレンは、勉強をしたり、お裁縫(さいほう)を習ったりしながら、楽しく暮らしました。昔の貧乏な暮らしが、まるで嘘のような、すてきな毎日です。

 

 それから、何年か経ちました。

 カーレンも、そろそろ、大人の仲間入りをする年頃になりました。Akaikutsu

 裕福な老婦人のもとで育てられたカーレンは、町一番の美しい娘に成長していました。ある日、靴屋の店先に綺麗な赤い靴を見つけたカーレンは、老婦人の目を盗んで買ってしまいました。

「カーレン。教会は黒い靴をはいていくものです。赤い靴をはいていってはいけませんよ」

戒律上無彩色の服装で出席しなければならないはずの教会にも、その赤い靴を履いて行き、老婦人にたしなめられました。

 それでもまたは教会に赤い靴を履いていきました。

 教会では大勢の人たちが、羨ましそうに自分の靴を見ているように思えて、とても嬉しかったのです。

・・・みんな、わたしの靴を見ている。

皆は、赤い靴を穿いているカーレンを軽蔑していたのです。

ある日、カーレンは、ダンスパーティーに招かれました。

老婦人が死の床についているというのに、看病もしないで、カーレンはその靴を履いて舞踏会に出かけようとしたのです。

そして赤い靴をはいて、パーティーに出かけようとして歩き出したとたん、大変なことがおこりました。

 足がひとりでに動き出して、ダンスを踊り出したのです。Photo_2

「わあ、とまらない、とまらないわ!」

 やめようと思っても、自分ではどうにもなりません。

 まるで靴のいうなりになってしまったように、外へ踊り出したのです。

 カーレンは、踊りながら町を出て、とうとう暗い森の中へ入っていきました。

 すると木陰に、赤いひげをはやした気味の悪い魔法使いの老人がたっていて、

「ほほう、なんときれいなダンス靴だ」

と、いうと、カーレンの踊りは、いよいよ激しくなりました。

 カーレンは死ぬまで踊り続ける呪いをかけられたのでした。そしてそれから、カーレンは昼も夜も、晴れた日も雨の日も、森や野原を踊り続けました。Photo_3

 何日過ぎたでしょうか。

 もうフラフラになって、もといた家のそばまで踊りながらきた時、カーレンは、お婆さんのお葬式にであいました。

 カーレンは、胸が張り裂けそうになって、泣きだしました。

 あの優しかった老婦人が死んでしまったのは、自分のせいだと思ったからです。

「ああ、お婆さん、ごめんなさい。・・・神さま、どうか、どうかこの愚かな私を、お許し下さい」

 身も心も疲弊してしまう。

Photo_4 カーレンは、とうとう呪いを免れるため首斬り役人に依頼して両足首を切断してもらいました。すると切り離された両足と赤い靴はカーレンを置いて、踊りながら遠くへ去ってしまったのです。

心を入れ替えたカーレンは不自由な体で教会のボランティアに励む毎日を送りました。ある日、あたりにサーッと、まばゆい光がさしてきました。

 そして光の中に、まっ白な服をきた天使(てんし)がたっていて、カーレンにほほえみました罪を赦されたことを知ったカーレンは、法悦のうちに天へ召されていったのです。Photo_5

 アンデルセンは何故、カーレンに両足を切断するという、非常に惨い終焉を用いたのでしょう。踊り続けなければならないという仕打ちから逃れるため、もっと酷い両足切断という仕打ちをこれでもかと与えたのでしょうか。

教会のボランティアとは両足と交換するほど大切な事なのでしょうか。とても子供向けとは思いません。これも大人向けの話なのだと思います。

したっけ。

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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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