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都月満夫の短編小説集2

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飛騨の「さるぼぼ」について考える

2010-03-17 09:00:53 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

飛騨弁(ひだべん:岐阜県飛騨地方で話される日本語の方言)では、赤ちゃんのことを「ぼSarubobo ぼ」と言い、「さるぼぼ」は「猿の赤ん坊」という意味である。

災いが去る(猿)、家内円(猿)満になるなど、縁起の良い物とされ、お守りとしても使われている。

・ 災いが去るように=サル:猿(訓読み)

・ 家内満・良・子エン:猿(音読み)

昔の女の子は人形がなかったので、「さるぼぼ」のような人形を母や祖母に作ってもらって、ままごと選びで遊んでいたそうです。また、娘が妊娠した時、安産や夫婦円満を思いながら作ったとも言われます。都会では早くから欧米の新しい人形等が伝わっても、飛騨には伝わりにくく近年まで庶民の中に、「さるぼぼ」を作ってやる風習が残っていたそうです。

近年では、土産として飛騨地方の観光地で多く見られる。 よく見かける基本形は、赤い体に赤く丸い顔(目鼻口は省かれる)、赤い手足(指は省かれている)、黒い頭巾と黒い腹掛け(いわゆる「金太郎」)を纏い、座って足を前に投げ出しているか両足を広げ、両腕を上げて広げた(いわゆる万歳の)姿である。Photo Photo_2

尚、全身にわたって色が赤いのは、赤は古くから悪霊祓い、疫病(とりわけ天然痘)除けの御利益があると見なされてきたからであるが、近年では赤以外に黄色や緑色などさまざまなカラーバリエーションが見かけられるようになった

顔がないのは、持っている人のその時の気分で顔が浮かぶようになっているからです。Bcd75393c0464472

あなたが寂しい気分の時は「さるぼぼ」の顔も寂しくなり、あなたが嬉しい時は「さるぼぼ」も笑顔になる、という意味で顔がないのだそうです。

形状、色ともに、前途の「奈良の身代わり猿」「京のくくり猿」と形状は似ていますが、こちらには信仰色はないように思います。人というのは通信手段に乏しかった昔に、よく同じようなものを作り出すものだと感心させられます。

したっけ。

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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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