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「八重山吹の語源」 MY GARDEN 2012.06.01

2012-06-02 09:36:49 | 写真

八重山吹(ヤエヤマブキ)」 バラ科ヤマブキ属の落葉低木

花期:4月~5

樹高:1m~2mくらい

分布:北海道から九州(海外では、中国にも分布)

育成地:山地の谷筋など

樹形は株立ち(一つの根株から数本の幹が生じること)です。

葉は卵形で、互い違いに生えます(互生)。

葉の先は尾状に尖り、葉の縁は不揃いな重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)です。新しい枝先に黄色い花を1つずつつけます。

花径は3㎝から5㎝くらいで、花びら(花弁)は5枚です。

八重山吹(ヤエヤマブキ)は山吹の品種の1つです。

花が八重咲きをするのが特徴です。これは雄蕊が退化してできたものなので、実はなりません。根元から新しい芽が出てふえます。

江戸時代に多くの園芸品種が作出され、ほかにも斑入り山吹(フイリヤマブキ)、白花山吹(シロバナヤマブキ)、菊咲き山吹(キクザキヤマブキ)などの種類があります。

語源の「山吹」とは、しなやかな枝が、風に揺れる様子に由来します。かつては、「山振(ヤマブキ)」と書いたそうです。「振(ふき)」は、振る (ふる)の古語です。

庭木として利用されています。

太田道灌の故事で知られるのはこの「八重山吹」です。

太田道灌14321486年)は扇谷上杉家(おうぎがやつうえすぎけ)の家宰でした。

ある日の事、道灌は鷹狩りにでかけて俄雨にあってしまい、みすぼらしい家にかけこみ、「急な雨にあってしまった。蓑を貸してもらえぬか。」と声をかけました。すると、年端もいかぬ少女が出てきて黙ってさしだしたのは、蓑ではなく山吹の花一輪でした。

花の意味がわからぬ道灌は「花が欲しいのではない。」と怒り、雨の中を帰って行ったのです。

その夜、道灌がこのことを語ると、近臣の一人が進み出て、「後拾遺集に醍醐天皇の皇子・中務卿兼明親王が詠まれたものに『七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき』という歌があります。その娘は蓑ひとつなき貧しさを山吹に例えたのではないでしょうか。」といいました。

驚いた道灌は己の無知を恥じ、この日を境にして歌道に精進するようになったということです。

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したっけ。

コメント (12)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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